人との関りを避けて自分らしさを押し殺してる青年がバンド体験を通して成長するというド直球の青春音楽モノで、お客さん若い女の子ばかり。おっさんには眩し過ぎたかなー。
で、何がすごいって曲が全部素晴らしくて>>続きを読む
冒頭で”And now”って文字が出るのでモンティ・パイソンが始まるのかと一瞬焦った。
構想から30年、「ロスト・イン・ラマンチャ」から20年、まさか本当に観られる日が来るとは思わなかったねー。
辛>>続きを読む
「ラストレター」繋がりで初鑑賞。ジーンと余韻が残って、本作の方が好きかなー。まだスマホの無い時代なので手紙が自然だしね。
両作が互いに呼応し合ったような作りになってるのはおそらく監督の意図で、冒頭の美>>続きを読む
伝説の殺し屋が働き過ぎちゃってボスから1年間の一般人生活を命じられる話で、早い編集とキレのあるアクションを堪能した。
邦画には珍しく、言葉によるクドい説明を極力排した演出が良かったね。
こういうヤク>>続きを読む
割とシンプルな話なのでネタバレできないんだけど、幼馴染みの男女が再会する冒頭からは想像もつかない不穏な展開になんとも居心地の悪さが残った。これ村上春樹が原作なのね(未読)。イ・チャンドン監督は「シーク>>続きを読む
岩井俊二は「リリィ・シュシュのすべて」が合わなくてずっと敬遠してたけど、本作は予告編でなんとなく惹かれて観てみた。
もっとメロドラマかと思ってたら、中年男が儚い過去のセンチメンタルを乗り越える話で、心>>続きを読む
思ったより地味だったけど、最後ジーンと来たのがさすがイーストウッド監督。
1996年アトランタオリンピックのイベント会場で起きた爆弾事件で最初に爆弾を発見したリチャード・ジュエルの実話が基になってて>>続きを読む
第二次大戦下のドイツでナチスに入れ込んでる10歳の少年が、ユダヤ人の少女との交流を通してイマジナリー・フレンドたるヒトラーとどう向き合ってくかっていう成長物語になってて、ジーンときたね。
無邪気な少>>続きを読む
めっちゃ良かった!
世捨て人チームが世直しのミッションに挑むジェトコースタームービーで、「アルマゲドン」を思わせる絶えず流れるカメラワークとアゲアゲのBGMがエンタメに振り切れてて興奮させたね。
冒頭>>続きを読む
戦慄のドキュメンタリーに震え上がった。
一人のアマチュア自転車選手がドーピングで自己の身体能力を高める個人的な実験のくだりから始まって、実験に協力してくれたロシア反ドーピング機関所長のグレゴリーと仲>>続きを読む
高校の仲良し7人グループが社会に出て揉まれていくという「サニー 永遠の仲間たち」みたいな話で、前半でそれぞれ夢を追ったりリア住安定志向だったり裏稼業行ったりと、ステレオタイプな描き方だなーと思って甘く>>続きを読む
ジェフ・ブリッジスとボー・ブリッジスの実の兄弟がぴったり息の合った兄弟役を演じてて、ミシェル・ファイファーが二人の凝り固まった関係性をぶち壊すファム・ファタールとして登場する感じがなんとも良かったね。>>続きを読む
かったるい系のアニメ。
実写からトレースした感じの妙に生々しい動きが印象的で、不良高校生たちが初心者バンドを組むというなんて事ない話をユルーい感じで描いてた。
会話のところどころに気まずいくらい長い>>続きを読む
いやー最高だった!
レースシーンの圧倒的な迫力にテンション上がる上がる。縦横無尽なカメラとペダルワークの素早いカット割りが超カッコ良かったし、これは画面の大きな爆音の映画館で観るのが最高だね。
かと>>続きを読む
うーん、今ひとつハマれず。
テロ犯による猛毒ガスから逃げ回る展開を早いテンポと軽快なBGMで見せて行くのはいいんだけど、前半の「フリー・ソロ」を思わせる手に汗握るクライミングシーンを過ぎたら後はなんだ>>続きを読む
男二人の親密な感じが伝わってきて、なんとも良かった。
アメリカでは安楽死を認める州法がだんだん増えてきてるんだね。
末期癌の診断を受けて安楽死を決意したマイケルが親友のアンディに介助を依頼する話で、>>続きを読む
アナ雪2つながりで鑑賞。
スウェーデンで差別的扱いを受けてたサーミ人の話で、冒頭に出る"Sameblod"っていう題名の"Same”が「サーミ」と読ませておいて「同じ人間だよね」って意味にも取れてドキ>>続きを読む
国のトップに立つ女性とジャーナリストの恋愛とくれば現代版「ローマの休日」を思わせるけど、バカップルが繰り広げる下ネタ満載の恋愛コメディで軽く楽しめた。
シャーリーズ・セロンがまあとにかく綺麗で見惚れた>>続きを読む
期待せず観たけどなかなか面白かった。
前作がアナとエルサの姉妹愛を軸にしてたのに対して本作はエルサ自身の謎の解明と使命遂行がメインになるので、アナやクリストフ達のくだりがちょっと薄く感じたところはあっ>>続きを読む
面白かった!
潜入捜査モノとしてのアイデアが秀逸過ぎて、予告編も何も見ずに観たら最高だったろうなと思った。
ヘマばかりしてる麻薬捜査チームがデカいホシを挙げるためアジトの向かいのフライドチキン屋を買>>続きを読む
稀に見る後味の悪さの復讐劇。
マリア役のインディア・アイズリーがすごく綺麗でスタイルも良いのに、何に対してコンプレックスを抱いてるのか良く説明されないままアイラム(マリアの逆さ読み)が出てきちゃうので>>続きを読む
めちゃめちゃ面白かった!
「夢を掴む落ちこぼれ集団」の定型パターンを守りつつ、てんこ盛りのギャグに場内爆笑に次ぐ爆笑で、特に後半の死をも乗り越えていくブッ飛んだ展開がこれぞメタル精神!って感じでほん>>続きを読む
ほんの偶然の出来事がおぞましい事態を呼び込んでいくサスペンスで、オリビア・デ・ハビランドの気品ある美貌から阿鼻叫喚の叫びまでの幅広い演技を堪能できる。
タイトルバックの街の喧騒から、車に轢かれた犬に>>続きを読む
最近、Netflixが熱いなー。
西部開拓時代の非情な世界を6話のオムニバスで描くコーエン兄弟最新作で、冒頭いきなり第四の壁を破ってくるケレン味たっぷりの表題作でパンチをかましておいて、各話で描かれ>>続きを読む
ポン・ジュノ監督のカンヌ映画祭パルムドール受賞作を特別先行上映で鑑賞。
冒頭で監督とメインキャストが「ネタバレしないで」って観客に向かってお願いする映像が入ってちょっと苦笑い。
ネタバレ禁止となると>>続きを読む
Netflixで鑑賞。
2013年のローマ教皇の交代をベースにした話で、全編ほぼ2人の聖職者の会話だけで進むんだけど、アンソニー・ホプキンスとジョナサン・プライスという2大俳優の静かな演技のぶつかり合>>続きを読む
観終わって、自分が何か重大なカラクリを見落としてるんじゃないかと思わずネタバレサイトで調べたくらいあっさりした落ちだった。
もっとびっくりするような仕掛けがあるかと思った。
終盤の展開がちょっと辻褄合>>続きを読む
アメリカで実在したシリアルキラーの話で、何も知らずに観た方が面白いだろなと思った。
とにかく最後の最後までテッドが本当に犯人かどうかはっきりしないまま進むので、事件解決を急ぐ警察による悲劇の冤罪にも見>>続きを読む
前作は映画館で5回リピートするほどハマり、あの詰め込みすぎなテンポ感が自分的には完璧だったので、原作からのシーン追加版の本作が作られると知った時は不安を覚えた。
で、期待と不安がないまぜ状態で観たわ>>続きを読む
日本のサイレント映画時代に活躍した活動弁士の話にドタバタ犯罪モノを混ぜた感じで、周防監督の映画愛は伝わってくるものの終盤かなりグダグダで失速したかなー。
成田凌がけっこう頑張ってて、永瀬正敏も上手か>>続きを読む
1組の夫婦の離婚調停の過程を見せていく話で、なんだかジーンと来た。
優しいBGMに乗せて夫婦が互いの長所を褒め合うのが実は離婚調停の前準備の段取りと分かる冒頭から、最初は弁護士を立てず夫婦で話し合う筈>>続きを読む
ついに終わっちゃったねー。
最終作なのにシリーズ始まりのようなこの副題。
「血縁が全てじゃない」っていう最近いろんな映画で扱われてるテーマが底に流れてて、血も民族も関係ない仲間達の絆の尊さが繰り返し描>>続きを読む
借金苦からフランチャイズの運送業を始めた元建築家のリッキーが踏んだり蹴ったりの末に家族が崩壊していく話で、ケン・ローチならではの労働者層の貧困問題が重くのしかかった。
運送会社が彼を個人事業主として>>続きを読む
原作は全く知らず、評判良いようなので観てみたら見事にやられたなー。終盤でまさかウルッときたよ。
ゆるキャラ達の織りなすユル過ぎる世界観が、どこか人が現実世界で抱えてる孤独感に訴えかけてくるんだね。
キ>>続きを読む
トラウマ克服モノ。予告編のあまりのダサさに絶対観ないと思ってたんだけど、まあ怖いもの見たさというのか手を出しちゃったね。もともとミュージカルが得意でなく、さらに和製ミュージカルときたら相当ハードル高か>>続きを読む
かけがえのない二人の絆を描いた3組の高校生の青春恋愛モノで、登場人物の不器用な感じが観てて愛おしくなってくる。殺る殺る詐欺と死ぬ死ぬ詐欺の二人の掛け合いがなんとも良かったね。
ほとんど二人の緩い会話>>続きを読む