崖っぷち農場を立て直せ!の話だが、農場としてではなくキャバレーにしようとする中年とダンサーの奮闘記。監督脚本は「奇跡のひと マリーとマルグリット」のジャン=ピエール・アメリス。
実際にあった出来事ら>>続きを読む
面白かった。絶妙珍妙な魅力を放つナポレオンだった。コメディじゃないのに時折笑ってしまう。
史実と違うとか改変見つけてく目くじら立てたりする必要なく、見終わってから調べてみればいいと思う。
何度か映画化>>続きを読む
一瞬ドキュメンタリーかと思った……。
映画製作、特にキャスティングに対する疑問を投げ掛けるような風刺メタ映画かな。
どうやらプロの俳優は劇中で映画監督を演じたヨハン・ヘルデンベルグだけっぽい。
ス>>続きを読む
ジュネ監督の名前を知るきっかけになった映画だった。
当時は認識していなかったが、ニノ役がマチュー・カソヴィッツだと後から知ったときは驚いた。これに出てたのかと。
「かわいい」か「気味悪い」か分かれそ>>続きを読む
雰囲気抜群に良い。なんとなく北欧映画かと思ってたらオーストリア映画だった。
体型にコンプレックスを持ったシミーが料理研究家兼栄養士(?)のクラウディアのもとにダイエット指導を受けようとやってくる。>>続きを読む
一度は妄想したことがある子供を卵で産めたらどうだろう?というのに近い、卵形ポッドでの妊娠出産の形。
これにより、仕事を持つ女性は痛みや困難から解放され、出産によるブランクが発生することなく、そのまま仕>>続きを読む
クリストフ・オノレ監督の半自伝的映画とのこと。
主演のポール・キルヒャーはこれがデビュー作だそうだ。共演にジュリエット・ビノシュとヴァンサン・ラコスト。クリストフ・オノレ監督は亡くなった父親役で出てい>>続きを読む
テッサロニキ映画祭にて。
車が故障して急遽湖の見えるキャンプ場に泊まることになったエレノアが、地域の人と知り合いながらその土地も知っていくと、謎の巨大魚の話を聞く。
車の修理にずいぶん長いことかか>>続きを読む
テッサロニキ映画祭にて。
妻と離婚し思春期の息子を抱えたチアゴがブラジルからの観光客のガイドを務めることになり、案内してるうちにチアゴを含む三世代のポルトガル人男性と観光客カレンの人生がユーモアまじ>>続きを読む
テッサロニキ映画祭にて。
幼少期のトラウマが及ぼす影響とそれに向き合うことを描いたダークファンタジーかな。
説明は少なく想像力で物語を埋めていく感じのやつ。
監督のミシェル・ヤコブはこれが長編デビュ>>続きを読む
変な映画だったが風刺が効いていて面白かった。
雰囲気はウェス・アンダーソンにデヴィッド・リンチ混ぜたような感じだが、描かれる内容はアドベンチャーロマコメと社会風刺のようだった。
2035年、夢は課>>続きを読む
ポーランド映画祭にて。
これは邦題のほうがわかりやすいかもね。確かに母とその娘たちの話。元になった原作小説があるそうだ。
人生における大小の決断が何度か出てきた。
脳に障害を持つ娘とその姉と母。>>続きを読む
ポーランド映画祭にて。
4Kリマスター版上映だったので15年ぶりぐらいに観た。かなり綺麗な映像になっていた。
エイドリアン・ブロディが20年ぐらい前からほとんど変わってないことにまず驚く。
そして記>>続きを読む
ポーランド映画祭にて。
全く知らなかったがこの話実話がベースで、書籍化、舞台化、映像化されているらしい。
ポーランドイギリス合作でイギリスの話。
一瞬、ピーター・ジャクソンの「乙女の祈り」が頭よぎっ>>続きを読む
ポーランド映画祭にて。
タイトルのシュブクは主人公のクバを逆さ読みしたものだった(ちなみに英題はBackwards)
自閉症の息子とその母親の奮闘の10数年間。教育システムの不備を個人の訴えかけか>>続きを読む
ポーランド映画祭にて。
2013年の映画。なかなか面白かった。主演のフィリップ・プワヴィアクは「シュブク」にも出ていた。
主人公と恋に落ちる美しいシングルマザーで出演していたアンナ・プシビルスカは2>>続きを読む
「怪物」「クロース」に続き辛い話がまたきた…。
その2作品よりも少し上の世代の話。
純粋な二人の気持ちを踏みにじる周囲の人たち、多様性を尊重するというムーブメントがまだなかった1982年の出来事。>>続きを読む
東京フィルメックスにて。
また長尺でおっさんのドラマやってる!と思いつつもいつも見てしまうのはなんだかんだで面白いから。
長いけど面白い?面白いけど長い?会話が殆どで淡々として映像が美しい。寝落ちし>>続きを読む
イエジー・スコリモフスキの長編3作目。
共産主義ポーランドの停滞を描いているということだけど。
よくわからない。パッと見は主人公のグータラ医学生がゲームで皆が貯めたお金を獲得し、街へ出て良い人生味わお>>続きを読む
テッサロニキ映画祭にて。
面白かった。「ニューオーダー」っぽさも感じる(あそこまで激しくないけど)南米ブラジル産階級格差スリラー。
ファンタスティックフェストの作品賞だった。
農場の労働者の反乱。>>続きを読む
スペイン映画「インビジブル・ゲスト」のイタリアリメイク。その後インドリメイク(未見)と韓国リメイクされてる。
オリジナルとほぼ同じだから面白いけど、話がわかっちゃってるだけにリカルド・スカマルチョが>>続きを読む
クリスティアン・ペッツォルト長編(TV映画)3本目。意外と暴力描写あり。
社会からドロップアウトし生きる術を模索する姉妹二人の姿を通してドイツ統一後の資本主義の負の側面やゆがみを見せつけるようなクライ>>続きを読む
クリスティアン・ペッツォルト長編2作目、TV映画。
1945年「恐怖のまわり道(Detour)」を戦後のアメリカの薄暗い裏道から90年代のヨーロッパの殺風景な駅やアウトバーンに置き換えたと説明があった>>続きを読む
クリスティアン・ペッツォルト長編デビュー作(TV映画)
化粧品会社のセールス女性二人が反発しながら現状に嫌気さして逃避行するクライムドラマ。
ベテランセールスのカリンと彼女の新しい上司の恋人ソフィ>>続きを読む
映画祭見逃し作品。「フリーソロ」「ザ・レスキュー」のジミー・チン、 エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィのドキュメンタリー監督コンビが初めて劇映画撮ったやつ。
64歳でキューバからフロリダまで約180>>続きを読む
国家機密をリークしたとして逮捕されたリアリティ・ウィナー。FBIが逮捕するまでの実際の尋問の音声記録から再現したドラマ。
最初はフレンドリーに雑談交えていてFBIってこんな風に接触してくるのかと思っ>>続きを読む
クソ飼い主に復讐するワンコの話。
人間はほんの少しだけでほとんどが犬同士の会話。
メインキャラのうちの2匹の声の出演がウィル・フェレルとジェイミー・フォックスで笑ってしまった。見ながら彼らの顔が頭過>>続きを読む
フィンランド映画祭にて。
わりと共感度は高そうな「年末年始実家とか祖父母の家に家族が集まるとこんな感じよね…」ってのがずっと続くと思いきやそうでもない。
楽しいだけじゃなくてちょいちょいモメたりする>>続きを読む
テッサロニキ映画祭にて。
こういうの好き。「ウォームボディーズ」のヴァンパイア版っぽくもあり「ぼくのエリ」のような異種恋愛。
「ファルコン・レイク」のサラ・モンプチ主演。
吸血鬼一家の少女が成長し>>続きを読む
クリスティアン・ペッツォルト短編(30分)
華やかな生活を欲するあまり盗みをはじめる二人の話。
そうはうまくいきませんよという。
長編1作目の「Pilots(Pilotinnen)」を先に観たんだけど>>続きを読む
思わぬ拾い物的で意外と面白い(悲劇だけど)。1988年のTV映画。ブラッド・ピットのクレジット有り&セリフ有り出演作としてはこれが初。
実際に起こった若者たちによるアーミッシュ一家の赤ちゃん殺害事件>>続きを読む
テッサロニキ映画祭にて。
監督のジョアンナ・アーナウが主演も兼任、30代の女性の「劇的ではない」変化と、セックスとBDSMを赤裸々に描く。ゆるーいコメディふう。
「タッチ・ミー・ノット」をコメディ>>続きを読む
フィンランド映画祭にて。
夫婦のありかたや家族の機能不全の話にポリアモリーの話がミックス。
これは面倒なドロドロ劇になるぞ…と構えて見ていたが、意外とあっさりしている。
共感は得にくいかもしれないけ>>続きを読む
フィンランド映画祭にて。
そんなに大きなことは起こらないが、世知辛い社会の孤独な男女の日常がすこしずつ交錯していく。辛さの中に温かさ。
こういうの本当に上手く撮るよね。
ちょっと前の時代を感じる雰囲>>続きを読む
小難しさ無しで軽くて猫たくさんはよかったが、またしてもいかにもユニバースの繋ぎって感じのキャラ出し映画だった。
せっかく三人それぞれが入れ替わるっていう設定があるのにあまりストーリーには関係ないのは>>続きを読む
フィンランド映画祭にて。
両親の離婚を阻止しようとする16歳の娘を中心に不完全な家族の絆再生を描いた作品かな。
父の秘密、母の秘密のみならず娘のエヴエリーナにも言えないことがあり。
両親の秘密はわ>>続きを読む