ニトーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X(2019年製作の映画)

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どうでもいいけどこれTBS枠だったんですね。テレ朝かテレ東かと思ってました。
 

大晦日だからか朝イチだからか、席はまあまあ空いてました。おかげで児童向け映画を劇場で観る際の余計な居心地の悪さを感じ
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

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例のごとく原作は未読。

テーマ的にはかなり食指をそそられるものではあるのですが、映画としてはというと・・・ちょっと堤さん、役者におんぶにだっこすぎやしませんか。
いくらなんでも画作りが単調すぎますよ
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

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ループものとしては割と異色なスタイルというか、あまり重々しくならなずに最後まで駆け抜けるのは好感触。

ループの中で今までの自分の売女っぷりを振り返り真面目に生きようと襟を正す、それ自体が実はループか
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ハートビート(2016年製作の映画)

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カマし合い映画。何でもかんでもカマしまくる。

これ今年観た映画の中でワン・オブ・ザ・ベストムービー。

安っぽ〜い取ってつけたような恋愛描写が邪魔していたりコマーシャル観てるような演出だったりマイケ
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

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宇宙船内部のデザインが妙にクラシックというか過去が夢見た未来的デザインでおセンチになる。

しかし月から落ちてきた男の息子が月を舞台にした映画を撮るというのがいかにも過ぎて。確かにアメリカさん的には低
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


「最後のジェダイ」のときも書いたけれど、スターウォーズに関してはこれといって思い入れがあるわけではないのですが、そういう界隈にたむろしていると自然と人並みの知識が入ってきたりするのである程度の理解は
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サロン・キティ/ナチ女秘密警察 SEX親衛隊(1976年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

元々、日本ではポルノ映画として紹介されていたんですね、これ。
サロン・キティって本当にある場所だったというのがまたナチスの何でもありな感じを際立たせてくれる。

 
それにしても、ここまで虚しく切ない
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幸福路のチー(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

補欠当選の試写会に行ってきました。

私は日本のアニメにも疎いので海外のアニメ事情なんて全く知らないので何とも言い難いのですけど、いやーでもこれやっぱり「窓辺系」映画の系譜でしょ。

観賞環境もあるの
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

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ターミネーターにはそこまで思い入れがあるわけではないので、「まあこんなもんでしょう」といった感じで普通に楽しんで観ていたのでこれといって書くこともなかったり。

メインキャストは全員良かったですな。マ
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ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

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いやあ「スーパーマン」を、しかもよりによってリチャード・ドナー版の方をあんな最悪なパロディにするとは。

というかまあ、この映画のコンセプト自体がスーパーマンの裏返しなわけなので筋は通ってるんですけど
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

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フィルマークス試写会にて。
ネタバレっぽいネタバレはしてませんし、そういうタイプの映画でもないですけど公開前なので一応警告をば・・・為念。

最近は内向きな感じの本ばかり読んでいたのもあって、こういう
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

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アーロン・ソーキンってこれが初監督作品だったんですな。ちょいちょい名前を耳にするからてっきりベテラン監督かと思っていましたが。

何となく、編集のテンポがアダム・マッケイに通ずるものがある気がする。た
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

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今さら観賞。リンクレイターはやっぱいいなぁ。

邦題は若干失敗していると思いますが。これ大人になるまでっていうより、ようやく大人への一歩を踏み出したところで終わっているわけだし。句点まで打っちゃってる
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Ainu | ひと(2018年製作の映画)

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このドキュメンタリーで出てくる差別を受けてきたアイヌの民の人たちの顔を見て思ったのは、その発言の内容を聞いていて思ったのは、「客死」だった。

差別は過去の出来事として、記録として残しておくべきことで
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シェナンドー河(1965年製作の映画)

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喪失と再起の物語。

喪失の象徴としてのジェームズ、アン、ジェイコブの死、再起の象徴としてのボーイの帰還。

ボーイの帰還は父であるチャーリーが息子を殺したボーイと同い年の16歳の少年兵士を赦したから
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ロボット2.0(2018年製作の映画)

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フィルマークス試写会にて観賞。

1作目が確か2010年とかだった気がするので、ほとんど10年ぶりの新作ですか。
お話の内容は細かく覚えていないんですけど、ひたすらCGを使ってあほらしい映像を見せてく
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

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「ジョン・ウィック:パラベラム」、今回はもう「マトリックスVer20.19」みたいな感じでござんす。

グリーンの色使いとかそういう色彩設計や美術などが明らかに変化し、露骨にアジアンテイストを盛り込ん
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ジョーカー(2019年製作の映画)

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このタイミングでジョーカーというヴィランが単独でスクリーンに現れたのは、もちろん偶然などではない。

本来ならヒーロー(善)の対置としてのみ存在を許されるヴィラン(悪)が、ここまで堂々とした佇まいで、
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

書きたいことをつらつら長々ダラダラと7時間にわたって書いたせいで10000字をオーバーした上、推敲の体力が尽きていつも以上に雑然としたまま投稿してしまったので「来いよベネット! 時間なんて捨ててかかっ>>続きを読む

HELLO WORLD(2019年製作の映画)

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予告編がどんな感じだったか覚えていないのですが、これって電脳世界で繰り広げられる映画ってことを宣伝してましたっけね。
いやまあ、「HELLO WORLD」(わざわざ英語表記ってあたりとかも)ってプログ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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面白かった。面白かったんだけど、長い。ブラピがヒッピー村に行くあたりから尿意を催して正直「映画を観る」というよりも「トイレ行きたい」という生理的欲求が勝ってしまいまして・・・楽しみ切れなかった。

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引っ越し大名!(2019年製作の映画)

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案の定というか星野源一人だけ徹頭徹尾、時代劇的な演技ではなく現代人をそのまま引っ張ってきた感じ。それに比べて他の俳優陣はかなり声を張っていたりしていたりして、最初はそのちぐはぐさに困惑しつつも「ああ、>>続きを読む

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

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うっわ~超エヴァっぽいよぉ~。
テレビ版の最終話とまごころを~みたいだよ〜。

これを今更やるのかーと思いつつ、これがレリゴー以後の10年代後半に作られるというのも妙に納得するというか。

まあ観賞す
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NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

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イマ~い(死語)。

こっちよりも同じ監督の作品である「catfish」の方が気になったりするんですけど、まあそれはさておき。

この時期の映画って狙ったようにPC画面をフィーチャーした作品が多い気が
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チャッピー(2015年製作の映画)

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この人って本当に同じ話話ばっかり描いてるなぁ。
いや好きですけど。

「エリジウム」から思ってたけど、プロムガンプってやっぱりテクノロジーと人間の関係についてすごく「当たり前」の視線に貫かれている。だ
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

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怪獣映画というより怪獣が出てくるカウンセリング映画というか。

そういえば、模型を作るっていうのは向こうではメジャーな工作授業なのかしら。シンプソンズでもああいう感じの模型を作っていた覚えがある。
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溺殺魔 セバスチャン・ドナー(2014年製作の映画)

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フレディ感。
監督のフィルモグラフィーから察するにホラー映画作家という感じなのでしょうか。

怪異と水が直接的にかかわるという点ではバーサスのジェイソンぽくもあると言える。ていうか、その辺のオマージュ
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100万ドルのホームランボール 捕った!盗られた!訴えた!(2004年製作の映画)

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まさかこんな醜悪な世界があるとは思わなんだ。

原題は「UP foR GRABS」でチャンスは誰にでもある、といったようなニュアンスのイディオムなんですね、これ。うん。邦題のセンスはまさに馬鹿そのもの
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ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん(2015年製作の映画)

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吹き替え版完成披露試写会にて。

日本語吹き替え完成披露試写会ってことで日本語吹き替えだったんですけど、個人的にはこれは字幕で観た方がいいかもしれないと思いますです。

というのは、この見慣れない世
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

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まさかこんなハレとケの映画だとは思わなんだ。火祭りだし。非日常と日常の映画というか。
この映画観てたら「恋空」ってやりようによっては傑作になったんじゃないかと思うんですけど。ダメか。原作のポテンシャル
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アボカドの固さ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

すごい。びっくりするくらい何も起こらない、窓辺系の映画でござんす。

そんで主役の前田さんが有田に似てる。くりぃむの。めっちゃ似てる。あとムロツヨシ。二人を足してくりぃむ上田の頭髪でわり算したような。
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くじらの湯(2019年製作の映画)

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なんか凄いものを見てしまった気がする。

いや、日本映画に詳しいわけじゃないのでなんとも言えないのですが、実のところ女湯というものがここまでてらいなく描き出されたことってあまりないのでは?(しかもサウ
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「見えない目撃者」の完成披露試写会に行ってきました。

座頭市に限らず盲目の方というのはやたらと超人的に描かれがちで(多分、感覚的に視覚的健常者の理解を超えているからだろうけど)はあるんですけど、この
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

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エロい、カッコイイ、可愛い、最強エトセトラエトセトラ。
およそ考えつく容姿にまつわる肯定的な表現をわがものとしたことで知られるティモシー・シャラメを初体験してきました。いわゆる処女シャラメです。
と思
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キラーコンドーム(1996年製作の映画)

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作り手が笑いに転化させようとしているのにこうやって真正面から真面目に見据えるというのも失礼というか無粋なことは承知なのですが、私にはこれを真正面から語る以外に語り口が見当たらないのでご勘弁を。

それ
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ジョバンニの島(2014年製作の映画)

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画面が忙しない。

常に画面内の何か(人物であったり影であったり波であったりetc)が、そうでなければ画面そのものが動き音も絶えず響き続ける。パン、ズームイン、ズームアウト、SE、ボイス…。

ともか
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