イザナギさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

4.0

寄生獣後編のレビューします。

探偵が何故かジャーナリストに変更、更に何故か依頼主の田宮に恋心まで抱く始末。節穴過ぎw

記憶違いかも知れないが、原作では人間以外の食べ物を食べてそれに慣れ、人間を食べ
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セッション(2014年製作の映画)

5.0

久々に凄い映画を見た。

今更感はありますが、セッションのレビューをします。

セッションとは、若きドラマー ニーマンと、鬼教官フレッチャーによるモノだとラストわかる。

チャーリー・パーカーのシンバ
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マイティ・ソー ダーク・ワールド(2013年製作の映画)

3.8

マイティ・ソー第二弾。
前作は、ソーと王国の仲間との絆が色濃く出ていたが、今回は薄め

そして前作で多少は活躍していた浅野さんが冒頭早々に離脱。その後も【元気玉を作る時にチラッと出てきたランチさん】程
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免許がない!(1994年製作の映画)

3.4

人気映画スター南城(舘ひろし)が、共演者の女優に免許が無い事がバレ、恥をかく。

男の意地とプライドの為、どうにか映画を中断して貰い、免許獲得に向けて奮闘する話。

同じ宿に泊まる生意気な若者、癖のあ
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寄生獣(2014年製作の映画)

3.9

原作との一番の違いは、シンイチの父親が死んでいる部分。

まあ、シンイチとの母親の出来事が原作でもかなり重要な要素ではあるし、映画という時間制限がある以上この選択は正解だと思う。

変更点はいくつかあ
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HAPPY PEOPLE/ハッピーピープル(1997年製作の映画)

2.5

原作漫画【ハッピーピープル】の実写映画。

ハッピーピープルは、社会の不条理、世の中に潜む悪意、人間のダークサイドなどを容赦なくエグリとる稀有な作品。

その作品を映画化という事で、以前見たが悲しいか
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姿三四郎(1943年製作の映画)

3.2

せがた三四郎〜♪
せがた三四郎〜♪
サガサターン〜シロ〜♪

違う。違う。
これは黒澤明監督のデビュー作
姿三四郎のレビューです(キリッ)

冒頭から【映画会社が勝手に短く編集したVerを作り、戦争中
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.3

やたら、胸元バーンな女性が多い素敵な映画(違)

ブルース・ウィリス演じる児童心理学者。市長から賞を貰い、奥さんと話すシーンで流れるChet BakerのI falling love too easi
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ミザリー(1990年製作の映画)

4.0

【ミザリー】という自身の作品が大ヒットし、自分の書きたい作品がかけない葛藤を抱える作家ポール・シャルダンが主人公。

その葛藤を打開し、ミザリーを小説内で殺す事を決心する。書き上げた原稿を持っていく為
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愛という名の疑惑(1992年製作の映画)

3.3

サスペンスという程、サスペンスでもなく

ラブロマンスという程、ラブロマンスでも無いが

妙に記憶に残る一作

ラストのどんでん返しも、ありがちなパターンなので、大した驚きもなかった。

平たくいうと
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マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.9

アベンジャーズ2でハンマーを振り回し雷撃を敵にお見舞いする彼に釘付けになった。

彼の名前は、オーディンの息子ソー。

マーベルのヒーローモノではあるが、本作は神話のテイストが強い。

メガテンシリー
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PERSONA3 THE MOVIE #1 Spring of Birth(2013年製作の映画)

3.8

アトラスのゲームはペルソナ3をきっかけにハマった。

普通のRPGとは違う独特の世界観、そして漂う混沌のフレイバー

グイグイ引き込まれたのを未だに覚えている。

ペルソナ4はアニメ化や、映画化された
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トゥパック:レザレクション(2003年製作の映画)

3.5

ラップ好きなら知らない人はいない2Pac。

ドキュメンタリーというか、映画形式で彼の生い立ちを知る感じかな。

演劇学校に通っていた事を知り、Juiceでの鬼気迫る怪演も頷けた。無論才能があったから
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.0

ラストたけしがローレンスに向けて笑顔で言った

メリークリスマス!!
メリークリスマス!!
ミスターローレンス。

このシーンの解釈一つで見方は色々変わる。

戦争という精神が極限状態の場所でも国籍や
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キャリー(2013年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

キャリーのオリジナル映画は未見。
リメイクもちゃんと現代劇としても見れるようにアレンジしてある。

主人公キャリーは、超能力(サイコキネシスかな?)を持っている事で引っ込み思案ではあるが、優しい子
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

流石に、井上真央と小池栄子が幼馴染って設定は無理あるだろーと思った

ただ、小池栄子良い演技をするね。サトエリと小池栄子は元イエローキャブとは思えない存在感が演技に出る。

内容はあってないようなモン
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交渉人 真下正義(2005年製作の映画)

2.0

退屈。

ミステリー風ではあるが、犯人が誰か明確にわからないまま幕を閉じる。

まさか、これで終わり?スタッフロールの後にストーリーが続いていたりして(´(ェ)`)と少し期待したが、何もないんです。。
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.5

リハーサルだけでこんなに真剣なマイケルが、果たして本番ではないリハーサル映像を中途半端な形で世に出されて、果たして喜んでいるのかな?と思った作品。

当時泣ける泣けると周りに言われてみたものの、泣けな
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ティファニーで朝食を(1961年製作の映画)

3.5

自由奔放で華麗な女性を演じるオードリー・ヘップバーン。

当初はマリリン・モンローが演じる予定だったんだとか。

マリリン・モンローじゃなくて正解。マリリン・モンローだとストーリー上、ただの尻軽女にし
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レイヤー・ケーキ(2004年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ダニエル・クレイグ作品は初。なかなかクールで渋くて好きな役者さんかも。

ただストーリーは何処かの映画で見たようなシーンがチラホラ。

例えば、主人公を裏切っていたボスを始末すべくボスの家に忍び込み暗
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8mm(1999年製作の映画)

3.0

なかなかグロイが、スプラッタ系でも無ければミステリーでもない。明確な方向性がよく見えないのが残念。


金持ちの婦人から【亡くなった旦那の部屋からおぞましいビデオが出てきてこれがホンモノかどうかを調べ
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Nas タイム・イズ・イルマティック(2014年製作の映画)

4.2

当時渋谷の映画館で見ました。
アメリカの90年代ラップが大好きなので、情報を知り、すかさず見に行きました。

90年代ラップ好きなら知らない人はいない名盤中の名盤であり、NASのデビューアルバム 【i
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放送禁止 劇場版 〜密着68日 復讐執行人(2008年製作の映画)

3.4

ドラマのデスリミットの続編。
むしろデスリミットは本作の一部だったという事がわかる。

デスリミットの名言(迷言)【餃子にはラー油って決まってんだろうがあああ!!!!】の舞台裏を見て、あー。これはラー
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なくもんか(2009年製作の映画)

3.9

タイトルとは裏腹に主人公阿部サダヲは泣きまくっている。

生き別れた弟との再会。

しかし何十年も離れていた二人がそんな簡単に兄弟に戻れるわけもなく。

しかも弟は、【他人とリアルな兄弟という設のお笑
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GO(2001年製作の映画)

4.0

窪塚はやはりこの頃が一番好きだった。

人種差別を内包した青春ドラマ。在日朝鮮人である事で差別される事の痛み。仲間を失った痛み。大好きな人に拒絶される痛み。

様々な痛みを抱え、葛藤し悩み、戦う主人公
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マルコムX(1992年製作の映画)

4.0

黒人に対する偏見や差別と戦った男マルコムX。
キング牧師とは違う角度で戦った彼も、父親をKKKに殺された被害者の一人だった。

指導者として発言力や影響力を持つ事ができるようになった彼に次第に絡む利権
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闇の子供たち(2008年製作の映画)

3.1

好き嫌いが分かれる作品かな。

身勝手な親の犠牲になり売春宿に売られ、不衛生な環境下で児童買春をさせられる子供達。それに伴い病気になっても、ケアもロクになく最終的にゴミのように捨てられる。命からがら逃
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ヒート(1995年製作の映画)

4.0

アル・パチーノとデニーロの初共演作。

ストーリーも好きだし、キャスティングも良いんだけど、予想していたよりアル・パチーノとデニーロが対面するシーンが少なめで少し残念。

まあ、作品の性質上仕方がない
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大日本人(2007年製作の映画)

2.8

映画というより、長い長いコントを見ている感じ。

コントを長々と見るってかなりしんどい。

ただ、ビジュアルバムの巨人殺人みたいにメインの登場人物が複数いて、明確な目的と反比例するキャラクター達の思慮
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CUBE(1997年製作の映画)

4.0

初めて見た時の衝撃は今でも覚えてる。

目が覚めたら、見知らぬ男女が
見知らぬ空間にいた。

見知らぬ空間CUBEからの脱出劇。

でも本作の一番の怖さは、殺人トラップではなく、極限状態になった人間の
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前作のアベンジャーズや個々の映画をちゃんと見てなかったが、アクション映画として楽しめた

いや、お前が悪いんじゃん!!ってツッコミ所や、え?仲間になるの?!って展開にワクワクした。

ただ、前作のアベ
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インセプション(2010年製作の映画)

3.5

面白いけど、なかなか難解な話。

渡辺謙が他役者より存在感あると絶賛されたが、確かに存在感はあるけど松田優作には遠く及ばないかな。

【夢か現実かわからなくなったら、コインを回すんだ。ずっと回り続けた
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SPEC〜零〜(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ケイゾク真山をいともあっさり、しかも喋りの中だけで【SPECホルダーに殺されて殉職した】と語ったのが未だに許せない。

SPEC1話の前日譚に当たる作品。

てか正直映画よりスペシャルドラマの方が
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

自分が初めてみたモキュメンタリー映画が本作。

まだ当時モキュメンタリーって手法が一般層にはそこまで知られておらず、勿論俺も知らず暫く実話だと思っていたw

大学生のサークル仲間達が森に魔女が棲んでる
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ソウ(2004年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

基本スプラッター系の映画は苦手。
でも面白そうなパッケージに釣られてレンタル。

Saw1では、ジグソウのゲームを仕掛ける理由が明確にあって、ゲームの正当性が多少ある。まあ人としてはアウトだけどね。で
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20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年製作の映画)

3.0

そもそも時間軸が行ったり来たりが基本構成で、個々のキャラのエピソードの掘り下げも深い原作漫画を映画化しようって時点で(´ε`;)ウーン…

時間軸を綺麗に並べたら普通の映画にもなるんだろうけど、それだ
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