小さき麦の花のネタバレレビュー・内容・結末

[Story]
2011年、中国西北地方の農村。両親と2人の兄を亡くし、三男・ヨウトンの家に暮らしていた貧しい農民の四男坊・ヨウティエが、ヨウトン夫妻から"厄介者"として扱いを受ける日々を過ごしてい…

すごく良い映画だった

夫婦は友だちのようにお互いを思いやって楽しく暮らすといい、と初期仏教のスマナサーラ長老が言っていたこと、この映画で見た気がした

ラスト、私は、夫が練炭自殺したように捉えたの…

「隠入塵煙」
振り下ろされる鎌に、麦は何を言える。
種麦として土に蒔かれ、麦は何を言える。

自分たちが苦労した対価を正当に受け取って、正当に分配されることを考える。汗水垂らして差し引き数千元の報酬…

貧しい農村で暮らす夫婦の話。

無口で無表情な男と持病を抱えた女。
共に家族から厄介払いされる形で２人は結婚するわけですが、社会的弱者同士の恋愛という意味では、イ・チャンドンの『オアシス』を想起する…

貧しいながらもお互いを思いやる夫婦。特に夫の優しさには度々ぐっときましたが、純朴すぎる性格がもどかしくもありました。

終盤、急な展開で妻と死別。あっけない別れが辛すぎました。二人の日常には幸せもあ…

暮らしは豊かでなくとも、ただ静かに日々を精一杯生きる一組の夫婦。
寡黙だが真面目で優しいヨウティエと、内気で身体に障害のあるクイイン。厄介者払いをされるようにお見合い結婚をさせられた2人が、慎ましく…

真面目に皆の事を思って生きている人間が浮かばれない世の中。いや、最後は結果して浮かばれた？それとも現れなかったので死んでしまったのでしょうか。奥さんが唐突に死んでしまい最後何を伝えたいのかわからなく…

貧しい農家の幸せを描いた話。

ヨウティエとクイインはお互いうだつが上がらなかったり、障害を持っていたりと半ば厄介払いかのように結婚をする。

住んでいた家は補償金のもと何度も壊され、引越しを重ねる…