今週末にひょんなことから都内のペルー料理屋に行くことになり、なんとなく気になって観てみた。
正直ペルーといわれて想像するものは無いに等しく、アルパカとか…?マチュピチュってどこだっけ…?レベルだけ…
ペルーの事はほとんど知らず、アンデスにも興味があったので鑑賞。
寒そうな雪と氷の山々、平原の草をはむ羊やリャマ、のんびり暮らす老夫婦。
老夫婦のいで立ち、民族、衣装もアンデスを感じさせてくれて画面に…
老夫婦が息子の帰りを待つというシンプルな設定だが、それがただの待つだけでなく、「帰らない日常」「待っても変わらない時間」「自然の脅威・老い」の重さとともに生きることが描かれていて、観ている側の心を揺…
>>続きを読むく、くるしい。と思いながら
息子はほんとにいるの?と思いながら
火が危ないなあと思いながらも
なんで靴はつくらないんだなんで裸足なんだと思いながらも
2人の魅力と、動物とアンデスの画にあまりにも魅了…
アンデスの高地に住む老夫婦。村とは程遠い土地でしきたりを守りながら生活する。ふたりは都会に出ていった息子が戻ってくることを願いながら老いに憂いていく。度重なる不運な出来事、雄大な自然を背景に静かな憤…
>>続きを読むこんな山奥におじいちゃんとおばあちゃんだけで住んでるなんて心配すぎる!!!
そしてこれがドキュメンタリーじゃなくてほんとによかったよ…。
もう後半悲しすぎて見てられない!
にしても、
アンデスの…
『大自然の美しさ、そして不条理さ』
凄い。とても圧巻な映画でした。鑑賞した翌日にこの感想を書いていますが、正直まだ気持ちの整理がつきません。
アンデス山脈の広大な自然に感動し、そこに住む老夫婦の…
つつましく暮らし、
神と大地への感謝を忘れず、
息子の帰還の他は望まないのに、
「神様、私たちがどんな罪を犯したというのですか」
大自然の中で文明に頼らず生きることの憧れや尊敬をすり抜けて、その…
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