物語はある男の死から始まる。空のアパート、回り続けるカメラ。棺の中の年老いた男。それを撮影する息子…。探偵のアロイスは毎日盗撮した大量のテープを見返している。孤独だが完璧な毎日だった。ある…
>>続きを読む『馬を放つ』(17)で知られるキルギスを代表する映画作家アクタン・アリム・クバトの最新作。ロシアに出稼ぎに行っている間に記憶を失い、20年ぶりにキルギスに戻ってきた男とその家族を描くドラマ。
時は 1950 年代。 かつては安息の地と呼ばれ、息を呑むような美しさを 誇った栗の森に囲まれた、イタリアとユーロスラビアの国境地帯にある小さな村。 第二次世界大戦終結後、長引く政情不安か…
>>続きを読む初老の男がひとりで暮らしている。家族も、訪ねてくる人もいない。時間が止まったような家の中で、男は日々を過ごしている。ある日、男は夢を見た。夢の中で、ゲタの音が聞こえた。自分はこの音を知って…
>>続きを読む画家でもあるアンリ・クエコの小説が原作。都会に疲れ故郷の田舎へ戻ってきた中年の画家。彼が庭師として雇ったのは偶然小学校の同級生だった。2人は意気投合し、お互いが大切な存在になるが……。深い…
>>続きを読むある日、自らの死期を悟った父ダヤは、ガンジス河の畔の聖地バラナシへ行くと宣言する。家族の反対もよそに、決意を曲げない父。仕方なく、仕事人間の息子ラジーヴが付き添うことに…。辿り着いたのは、…
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