此の岸のことの作品情報・感想・評価

「此の岸のこと」に投稿された感想・評価

ひろ

ひろの感想・評価

3.8
心に突き刺さる。介護した事ある人だと尚更だと思う。哀しいけど救いだと思うし、あれが愛なんだよ。最後の演出には本当に救われる。短編ですが心がえぐられた(>_<)
wakuteka

wakutekaの感想・評価

5.0
涙腺崩壊・・・老老介護の現実と結末を、セリフなく描いている。
誰もがくる未来であり対岸の火事ではないことを、突きつけてくる。
役者のふたりが、ドキュメンタリーを見ているようで、ドラマに見えない。
痛いシーンもあるが、目を背けられない現実。
aco

acoの感想・評価

3.6
台詞がないのに、感情が突き刺さるように伝わってくる。

歯痒い老老介護。お金がない、付き合いがない。そして、介護する自分が今度は重い病にかかる。
妻をおいて先立つわけにはいかない。
そうなると、自ずとラストはああなるのは悲しいけれど理解できる。

役者さんはさいたまゴールドシアターの方達なんですね。きっと鍛えられてきたんでしょうね。
ご飯のシーン、本当に気持ちが伝わってきました。

ただ、最後の雪のシーンは少し長かったかな。
めちゃホラーで、めちゃラブストーリー

老いた爺さんが老いた奥さん介護する話

政府が国民の目を背けさせようと懸命になっている闇を撃ち抜き…かけるも、ラストのファンタジー展開に腰が抜ける

これにて、外山文治短編集3作レビュー終わり
総評、退屈やった!
まぁ

まぁの感想・評価

4.0
言葉が出ない…(涙)
やりきれない
切ない
悲しい
苦しい

ドキュメンタリー作品かと、初めの方は思ったほど…

台詞が一言もないのに…老夫婦二人の
「心の声」「会話」が聴こえてくるようだった…(涙)

老老介護…現代日本には、劇中のような
夫婦が沢山いるんだろうな…と思うと

また…
言葉が出ない…(涙)
fujiK

fujiKの感想・評価

3.0
言葉なしに描かれる、老々介護の日常。
このように生きるしかない老人が、今、この日本にどのくらい存在するのだろう。
RIKO

RIKOの感想・評価

4.2
台詞がなくて、考えさせられました。

これから高齢化が進む日本ではますます老老介護が増えると考えると、すごく考えさせられました。また、看護学生としてこれからどうすればこのような人たちの負担を少しでも軽減させられるのか、自分には何ができるんだろう。いろいろ考えると涙止まりませんでした。介護疲れの末、選んだ結末、、、
生涯を共に過ごすことの偉大さを感じました。
見て良かったです。すごくいい刺激になりました。
日本が抱える老人介護問題を台詞なしで描ききった外山文治監督の秀作!
介護に疲れ、時に苛立ち、時に愛する。
そんな老夫婦が選んだ道とはーー。

意味ある終わり方である気もするし、悲しい終わり方でもある気もする。
そこに答えはない。
でも2人のその後の姿を見たら悪い気もしない。
清々しい気もする。
こんな2人が存在する日本に問題があるんですけどね…。
minorufuku

minorufukuの感想・評価

4.9

このレビューはネタバレを含みます

2人きりで暮らす老人の夫婦が主人公。寝たきりで痴ほうの症状も出ている妻を介護する夫だが、貯金も底をつきはじめ経済的にも追い詰められていく。さらに自身も病魔に冒され身体が徐々にきかなくなって疲弊していくのだが…いう話。

外山文治監督の短編を集めたDVDに収録されていた一編。約30分の短編ながら衝撃度が凄まじい。台詞は一切無いので、その重い内容から、どんどん画面の老夫婦の動きに釘付けになる。水と桜の風景の映し方がとてもキレイだった。

人の良さそうな夫が、食事の世話からシモの世話まで行って妻を支えるシーンが続き、夫の柔らかな表情から2人が愛し合って過ごした年月の長さを感じさせられた。
しかし、妻の病状と癇癪がひどくなり、夫も手足の痺れなどの症状が現れ、絶望感が漂い始める。主人公が公園で見かけた孫とたわむれる別の老夫婦幸せそうな姿が対比となっていて、また辛くなってくる。

見ていくうちにめちゃくちゃ胃が痛くなっていく作品だったが、ラストに老夫婦に訪れる安息の描写があって、悲しくはあったけれど、少しだけ救われる気分だった。
rimi

rimiの感想・評価

4.0
なんてこったー。
台詞がないから想像力を掻き立てられる。
まだ親も元気な自分に降りかかるのは数十年先のことだけど、可能性としてはあり得るから他人事じゃなく、老いることがただ怖いと感じた。
でもいつかはやってくるんだなぁ。
妻を介護する中で、自分の老いや病気もあって思い通りにいかない日々、尽きていくお金、孫と戯れる楽しそうな老人と介護に追われるおじいちゃんの対比、寂しさ、苦しみ。
川に身投げするまで追い込まれた先で観た、夢なのか、別の世界なのか、二人が笑ってる姿が、一緒に歩いてる姿が、ただ嬉しくて涙が止まらなかった。

三作通して観て、まだ先だけど、限りあるこれからをどう迎えればいいのか考えさせられる映画だった。
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