此の岸のことの作品情報・感想・評価・動画配信

「此の岸のこと」に投稿された感想・評価

tetsu

tetsuの感想・評価

4.0
監督の作品が気になり、鑑賞。

老いゆく妻の介護をする男性。
高齢夫婦の"ある決断"を描いた問題作。

これまで観た監督作品の中では、最も完成度が高かったです。
セリフがなくとも伝わってくる残酷な老夫婦の現実。
ドキュメンタリーのようにリアルな描写ゆえに、ままならない現実の苦しさが痛いほど伝わってきて、何とも心が締めつけられる作品でした。

映画だからこそ描けるクライマックスの展開には優しさも感じましたが、少し間延びした印象も受けたかもしれません。

とはいえ、人の残酷なまでの愛の終着点を見せつけられた作品でした。
ninni

ninniの感想・評価

4.7

このレビューはネタバレを含みます

心がずっとギュウってなって。
今でもしんどい。すごくしんどい。
涙は出なかった。ウルはあったけど。
何故だろう。そのギリギリでずっと釘付けにされてました。

言葉がない、環境音だけなのが本当によくって。見てれば分かる。

ベッドに入って抱きしめるシーンがもう。


誰と生きていきたいのか
誰と生きていくのか
それを作中何度も思った。
老夫婦の介護を描いた映画で台詞はゼロ。

抗うことの出来ない"老い"

考えさせられます。
老夫婦を描いた短編

寝たきりの妻、介護をする夫

二人には頼る親族がいないものの、夫婦仲がいいし持ち家のようなのでまだマシな状況なのかも知れないけれど

老後の蓄えであったり、社会の仕組みであったり、いろいろと考えないとヤバいのははっきりしている国、時代

高齢化の中、寿命は伸びてるし、みんなどうするんだろう一体

とりあえず話の締めくくりには救われたってゆうの?
全編セリフなし、ドキュメンタリータッチで描く老々介護。
手持ちカメラのブレ方がドキュメンタリーっぽく、映っているものが実際今の日本が抱えている問題だと提起するには効果的な手法。
しかしあくまでフィクションであるから、っていうのでああいう終わり方にするのは納得。
momotim

momotimの感想・評価

3.8
父も叔父も介護しつつ看取ったからなんかリアルだなと、、

お金があればもっとちゃんと介護できるのにね、現実は厳しい。

介護してて辛いのは本人もだろうけど周りも実は辛かったりする。辛いをぶつけられない。市役所は優しくないし。

最期2人はどこへ向かったんだろう。
ぎん

ぎんの感想・評価

3.7
台詞がないのがとてもいい。実際この2人には台詞がないのだから。
『短編3部作オムニバス』

何も語らずかな。

非常に地味では、あるがリアルで社会的メッセージが込められている作品🎥
TT3

TT3の感想・評価

3.3
我が妻が、私が、両親が、義理の両親が、いつかこうなるのか?と思いながら観た。現実的で笑えない。

人生って思い出す記憶はたしかに無音だ。音ではなく常に映像な気がする。

セリフ無し無音。これは良かったと思う。

3部作では、『春なれや』推し。
セリフ無しここまでできるかと、衝撃を受けた作品。

ダルデンヌの映画を見ているようだった。
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