香港ノワールの巨匠・ジョニートーが柔道を介して夢を追いかける若者達の姿を描いた青春映画。黒澤明の監督デビュー作である『姿三四郎』に対する香港映画界からのオマージュ回答らしいが、何故カンフーでなく柔道…
>>続きを読む黒澤明の姿三四郎へのリスペクト作品であることを前面的に出してて、エンドロールでもそれが明言されてるんだけど、実体は柔道をダシにして、ひたすら軽いテンションで走り抜けるアオハル映画。
現実感はあまりな…
序盤は柔道の迫力だけではなく、バーの照明のギラギラ感や突然泥酔して倒れたりする破茶滅茶な感じが楽しかったが、後半は青春モノ要素が入りやや失速する印象。黒澤明監督の『姿三四郎』をリスペクトしているとの…
>>続きを読む若めのルイス・クー、酒に溺れ虚ろな目。モクテキは違うけど集まった3人のチームワークがなぜだか生きている。
台詞は少ないけど、世界観はきちんと確立されていた。シトポウがタオルやハンカチでいつも汗を拭っ…
変な映画ですが、ジョニー・トー監督の黒澤明監督作(「姿三四郎」)にオマージュを捧げた作品では?
路上で乱取りが始まったり、草むらでの柔道対決が、通常の対決ではないでしょう。
アーロン・クォック、ルイ…
路上で複数ペアの組手始まったときはあまりのトンチキさに爆笑しちゃったけど、後半のシトポウが道場に戻って稽古始めたシーンからは、およそ結末がわかるからこそ、ちょっと泣きそうだった。最後まで一通り見てか…
>>続きを読む散々予告を目にしておきながらスルーしてきたジョニー・トー。酒と博打に溺れていた男が柔道で再生する話、と言えば聞こえは良いのだが…怪作ですね。悪い奴とも柔道(いやJUDO?)なら心を通わすことができる…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
酒と汗の匂いが画面越しに漂ってくるような濃い舞台回しの中にあって、さわやかで夢に溢れ、シブい映画だった。3人の関係性が絶妙で素晴らしかった。
若き日の郭富城がさわやかの権化で恐ろしい。古天樂演じる…
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