カメラがフレーム内に捉えていることだけが映画内の時間軸で起こっている事象では無いことを強く実感させられる。フレーム外を想起させるショットは映画としての画一性を打破し、豊かな想像力を観客に補った。映画…
>>続きを読む映画を見るとき、われわれは、じつはなにかを「見ている」ことよりも、なにかを「見逃している」ことのほうが確実に多い。ある映画を見て、そこに登場する人々の表情のことごとくを記憶している者などいまいし、部…
>>続きを読む部屋の一室に構えられたカメラが徐々に壁にかかっている波の写真に吸い寄せられていく。開始数分でかかるThe Beatles「Strawberry Fields Forever」。終始鳴り続けるドローン…
>>続きを読む国アカのアンソロジー・フィルム特集にて。映画というメディアを制度的に解体してみせる超絶ド傑作だった。様々な分析ができるのだろうが、個人的には主に可視と不可視の関係性の脱構築として観た。同一アングルか…
>>続きを読む映画は奥が深いということを教えてくれる。なんかが運ばれてきて、人がいなくなってから、少しずつアップがはじまる。色や明るさなどが変わったり、モンタージュだったり。観ている時の自分の意識が迷子になる。寝…
>>続きを読む観ている最中は、ほとんど出来事がない。
ただ部屋の中を人が出入りしたり、窓の外の街の音が聞こえたり、ラジオや電話の音が流れるだけ。しかし、ズームが進行するにつれて、観客は不思議な緊張感に包まれていく…
マイケル・スノウ監督の本作は、実験映画の金字塔とも言える作品である。カメラは一切動かず、ただ一つの部屋を長時間にわたって撮影し続けるという極端な手法を採用しているが、その静止のなかにこそ、時間と空間…
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