お互いの腹の中にある複雑な気持ちを、トランペットを吹くことで、柔らかく請け合う場面が、とても好きでした。考えさせるフワッとしたラストも良かった。
ただ岩井俊二監督の描く、学校の残酷さと同様に、厳し…
いろんなミスリードに振り回されてたどり着いた結末は切なかった。
視点を変えると誰が『怪物』か変わる
誰でも怪物にも被害者にもなり得るし、その共存もできるんだねぇ。。
バッドエンドにもハッピーエン…
監督 是枝裕和
主演 安藤サクラ
見ただけじゃ理解が難しい映画だった。解説を見てなるほどなと思った。
豚の脳を人間に移植したらそれは人間か?豚か?
タイトルである怪物とは誰しも心の中にある譲れない…
予告からも溢れる不穏な空気
初めは母親の早織視点で、何が湊を苦しめ、おかしくしているのか、一緒になって探していた。
そういった偏った視点でしか物事を見ることができないと、本質を見誤る危険性を身をもっ…
こんだけ評価良かったらハズレってこたねぇだろ、と思って観たら想像を遥かに超えるクオリティでぶん殴られた。全てのピースがハマっていくのが心地良い。最初は「怪物ってなにそういうこと?」と安易に当てはめて…
>>続きを読む中々凄い作品だった。
最初ミステリーだと思っていたらジュブナイル作品になり、BL物になった。
視点が変われば人間が、怪物にも変わる。
好きな作品のセリフで『人間とは実に
奥深く多面的なものである…
©2023「怪物」製作委員会