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ニューヨークの中国女
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『ニューヨークの中国女』に投稿された感想・評価

3.0
アメリカの大学生を徹底して見下すゴダールは質問への回答は悉く否定から入り、時に本質に触れることすらなく論点をすり替え相手を困惑させてしまう。ヴィヴァルディを「若さ」と捉える感性がフォーエヴァー・モーツァルトを生んだのか。
答弁が噛み合っていないのも言語的な弊害ではないのだが、嘘だとしても殺人を「観念的」とか、革命の為の暴力を支持するかという質問に対して「フランスでは必要とされないが然るべき国では行使されるだろう」と答える様子は「政治の時代」の到来を予告しているようだ。
ニューヨーク大学の大学院生たちとゴダールとの議論の様子を収めたドキュメンタリー。

この当時は若者の政治や社会問題への関心が世界的に高かった時代だったと思います。

この映像が撮られた日(1968年4月4日)は、奇しくもキング牧師が暗殺された日だったそうです。

このおよそ20日後、同じニューヨークのコロンビア大学で数百人の学生が校舎に立て篭もるストを起こし、翌月パリでは5月革命が起こりました。

今年亡くなった坂本龍一さんはSEALsなど日本の若者が声を上げた活動にも関心を持ちその行動力を支持していましたが(SEALsも色々言われていましたが、そういうところにも自分は何と思われようがそんなこと関係なしに応援に駆けつける坂本さんの姿も僕は素晴らしいなと思っていました)、当時のゴダールにも同じようなところがあったのかも知れません。

このドキュメンタリーを観て、またゴダールのことが少しだけ好きになりました。
矢吹
3.9
鑑賞直後もぎたて生メモ回路
とは名ばかりのシンプル怠惰202448

ゴダールVSニューヨーク大学映画学科

静止という革命の形があるが、
映画は動きがあるものだ。
写真だって動いている、観るものとの相互作用。影響の交換ら、動きである。
映画には、あなたも写真もない、動きがある。

自分の映画は革新的なわけじゃない。
昔の映画の形をリスペクトしている。
あるべき姿で撮っている。
今のハリウッドよりも、30年前の中級の映画の方がよっぽどクリエイティブで、技巧に溢れている。
グリフィスやエイゼンシュテイン、チャップリンこそが独創的。

彼らは感性に訴えかけたが、
あなたは知性だ。


小説の映画化を頼まれたら、原作をそのまま映す。というパンチライン。
パンチライン集め人間であることは明白。

音楽は、口ずさむ歌と同じ。
映画の音は、何種類もあります。
言葉もセリフも、音響、音階、高さの表現。
街の音。

拙速な革命は成功しない。という彼が映画で残すもの。

撮影に1ヶ月、編集に3ヶ月。
説明として、挟み込む、写真、文字。
若い頃の彼らの写真。

その場で生まれるセリフのやり取り。
顔のズームで1時間回して、2、3秒でもいい動きが取れれば、素晴らしいこと。

クラスに戻る、階級と授業の駄洒落。
メイドインUSAよりも、大人になった、少女。とのこと。

ブレヒトは、2面での革命を実践した

中国女、二つの局面での戦争は、不可能。

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