『軽蔑』みたので再見
映画のカメラとパパラッツィのカメラの戦争。やっぱりロジエは中立にいるっていう感じがするんだよなあそこが面白い。ベベの飾った表紙たちがマシンガンみたいに乱射(写)
される。
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2025/07/21
撮る人と撮られる人の生態──ゴダール『軽蔑』の撮影現場に群がるパパラッツィをロジエが撮る。パパラッツィの立場を“撮る人”から“撮られる人”に逆転させその空虚な生態が暴露されるこ…
ロジエの全体像を俯瞰したあとのいま、最初みたときより全然いい 両視点に対して必要な分のショットがあり、しかしその決定的な分断として振り返るバルドーがいる キャメラによる戦争だ わたしもこんなの撮って…
>>続きを読むゴダールの「軽蔑」の裏現場。岩山にも茂みの中にもBBこと、ブリジット・バルドーのビキニ写真を狙うパパラッチがいて、映画現場の警察官と、撮影可否の戦いを繰り広げる。
ただのドキュメンタリーではない。…
ジャック・ロジエ監督『パパラッツィ 2kレストア』(1963)
ユーロスペースにて鑑賞。
大スターにカメラの目を奪われた。
ロジエの悪ガキ感はこの辺りからか。
コメディ、というより悪ガキ。
…
後世に記録(記憶)として残せるようなシステムが生まれてから「撮るもの」と「撮られるもの」の対照的な存在が必然的に生まれてしまった
人は見るだけでは我慢ならず、商業的に、あるいは単なる好奇心で、人を…
© 1963 Jacques Rozier