ゴールデンウィークにぶつける筈がクオリティアップを理由にちょっと公開の遅れたデデデデ後編。
浅野いにおさん原作。
連載は『ビッグコミックスピリッツ』
私は今回も原作未読です。
(レビュー時点で全話…
前章から続けて鑑賞して期待値はたかかっのだが、やや盛り上がりにかけた印象。
主人公2人の出番というか活躍がほとんどないのは予想外だった…
前章で2人をフォーカスしてたのに後章でそれあんまやらないんか…
だらっとした社会が、だらっとしたままいきなり吹っ飛ぶ。世界の終焉っていうのは意外とこんな感じで突然来るのかね、とか。
東京を捨てて飛び立つ偉い人たちの方舟、介入するUS政府とCIA、腹の荷が治らな…
結局最後までぽかんとしながら終わってしまった気がする。わたしって頭悪いかも!
朧げな記憶で言うと、ひろしがかっこよかった。良い兄だ。
「みんなに嫌われても…恨まれても…わたしが一番悪い人間だとして…
東京では自衛隊による侵略者への無慈悲な駆逐活動が行われていた。
大学に進学した門出と凰蘭は駆逐反対派『SHIP』のふたばらと出会いオカルト研究部へ入部する。
次々明かされる凰蘭の過去、そして人類は…
全部通していつの間にかキャラに愛着が湧いてきてしまい、東京滅亡のシーンがかなり悲しかった。
音楽とか雰囲気とは裏腹にかなりえぐいことが起こっててそのギャップも面白かった。
ま、この後の世界を考え…
世界かその子かという究極の2択が出てくる物語は問答無用で感動しちゃいます。
選択の代償が果てしなく大きく、容赦ない災害として描かれるのも究極のセカイ系だなぁと思いました。
[1 2025/04/28…
©浅野いにお/小学館/DeDeDeDe Committee