
仄暗い空に
浮かんだ月が
美しかっただけで
泣いてしまった
最後の水面に
落ちた一滴
注がれた優しさ
誰のせいにもできるから
誰のせいにもしない
黙っているのは
降伏ではなく
唯一の選択
睨んだ…
義足をアイデンティティとして受け入れ、義足の自分を哀れんでいないのがいい
なによりもラストの彼女の表情がすべてを物語っている
確かにこの物語がフィクション?だと思うので脚本の粗を探せばキリがない…
■前半の安っぽい再現Vからいきなり現在に戻るとことか、
車椅子の音羽が長い病院の通路を通っていくシーンとか、
音羽がいない病室の会話に重なる松葉杖の音とか…
ランウェイ前に画面が真っ黒になるとことか…
12歳の時に病気で片脚を切断し、入退院を繰り返していた音羽(伊礼姫奈)は、中学校の卒業式に参加できなかったが、クラスメイトたちが病院の屋上でサプライズの卒業式を開いてくれた。
その様子を映した動画が…
社会の歪みを真正面から描いてきた緒方貴臣監督が、片脚を失くした主人公が義足のファッションモデルとして生きるなかで訪れる心境の変化を描いた人間ドラマ。
進行性筋ジストロフィー(PMD)と診断されたモ…
©2023 映画『シンデレラガール』製作委員会