Ryuichi Sakamoto | Opusの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『Ryuichi Sakamoto | Opus』に投稿された感想・評価

4.0
芸術は長いが人生は短い。
教授の最後のコンサート映画を観た。とても死の半年前の収録とは思えない演奏。特に映画音楽のあたりは本当に良かった。

坂本龍一のコンサート映画。
死期が近く自分が世に出せる最期の音楽になることを悟ってか、一音一音噛み締めるようにピアノを弾く坂本龍一の姿に心撃たれる。指先じゃなくて、魂で音楽を奏でている感じがした。特…

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4.9

これはもう好きとか嫌いとかじゃない気はするけど。

aquaのカメラワークとか指先の動きとか身体の揺れとか表情とか、良すぎて泣いちゃうかと思った。

一音一音大切に、慈しむように、向き合うように鳴ら…

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彼の音楽にかける魂と情熱は、誰にも真似できないくらい素晴らしい✨ 

生涯で、これほど一生懸命になれる事があって短命でしたが充分過ぎるほど生き抜いたという感じなのかと。

こちらにしてみれば、もっと…

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3.8
熱烈なファンというわけでもなくそこそこに好きだった音楽家と思っていたが、亡くなったと聞いて感じた寂しさで、改めて好きだったんだなと感じた。
日本にとって大きな人がまた1人旅立ってしまった

NHK BS
静謐で洗練されていて優しい。露骨に鼓舞するわけでもなく徒に慰めもしない。

淡々と音が立ち上がり静かに去っていく。
時には軽やかにメロディを謳い、寄り添うように奏でながら、やがて沈思す…

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1990
-

まるで音と音で対話をしているような不思議な感覚
モノクロながら、静謐でありながら、奏者の鼓動を強く感じる

ピアノを弾くその一瞬
一秒、一分、一時間を生きる
坂本龍一の姿とその記録


2024.0…

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yuri
-
すこし遅れて聴こえてくるペダル音、残響、鍵盤に残る指、最後のひと息が宙に混ざりあって溶けるまでが永遠のように感じられる
4.3

1音1音を噛み締めるように、鍵盤を打鍵する音が響く。モノクロにザラついた映像に映る坂本龍一が、ただ一心に目の前のピアノに向かう姿が凛と映し出されている。

途中、自身の疼痛に唸りながらも、指先のタッ…

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2025/04/29にオープンしたばかりのミニシアター otto はサウンドシステムにかなりこだわっているシアターなので、教授のピアノを聴くにはもってこいだろうと、期待して伺ったわけです。
裏切られ…

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