選手権を間近に控えた17歳の女子バレーボール選手のソフィアは、望まない妊娠という予想外の事態に直面する。ブラジルでは基本的に中絶が法律で禁止されている。ソフィアは父親のジョアンの助けを借りて違法で中絶する方法を模索するが、その行動は周囲に波紋を引き起こす。カンヌ映画祭批評家週間で上映され、国際映画批評家連盟賞を受賞した本作は、自身の将来にとって大きな意味を持つ選手権と、中絶を行う必要というふたつの重荷を背負ったヒロインの姿を描き、ブラジルにおける様々な女性の問題を浮かび上がらせる。合法で中絶できる隣国ウルグアイの病院を訪れる展開など、エリザ・ヒットマンの『17歳の瞳に映る世界』(20)などにも通ずる作品だ。
ブラジルの小さな街に引っ越してきた17歳のヴァレンティナ。彼女は出生届の名であるラウルではなく、通称名で学校に通う手続きのため蒸発した父を探している。新しい友人や新生活にも慣れてきたが、自…
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