喪失と回復を繊細な心理描写とユーモア.演劇による昇華で描いたドラマ。
監督の前作"セイントフランシス"が良かったので最新作を見に行ってみた。
まず本作は機能不全に陥りそうな家庭を抱えた中年男性を主人…
主人公家族の状況が少しずつ見えてくる前半の語り口がとても上手い。問題に向き合えない主人公の心情が表れている構成のようにも感じられるし、なんとか保とうとしている日常がいかにギリギリなのかを描写の積み重…
>>続きを読む「映画版見た?クラシックだけど
とてもいいわよ!!」
と言って
娘が見出す「ロミオとジュリエット」が
レオとクレア・デーンズ版の
あれなのに吹いたw
えーオリヴィア・ハッセー版じゃ
ないのか。
そ…
本作品に出会えて本当によかった。
過去のある悲劇がトラウマとなって、心を閉ざしてしまったお父さん(ダン)が主人公。
劇団員たちと触れ合い、そして「ロミオとジュリエット」の演劇に参加したことで彼自身…
7/26山形フォーラムで「カーテンコールの灯」を観てきました。
ダンという中年の親父が家族に起きた悲劇から立ち直れずに、また妻や娘ともうまくやれていない日々が、アマチュア劇団で芝居をするうちにこの…
やっと言えた。やっとそのことを受け入られたー
「グリーフ」は日本語では主に“悲嘆”と訳されるらしい。大きな喪失体験はどうやったって埋められるものではないから、突然キレたり、うちにある怒りが突如あ…
苦しさに向き合う物語。
息子が自殺したことによって苦しむ父親とその家族たちが、演劇を通して彼ら(息子も含む)の奥底で抱えた気持ちと向き合う物語。
本作の様な主人公が自らの辛い思いに向き合う姿は、…
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