家族問題を抱え込んだ中年男性が演劇に出会い、「ロミオとジュリエット」を通して人生を見つめ直すヒューマン・ドラマ。
「演じる」ことの実用性を説いた大傑作。演技という行為は、観客という外側に向けてウケ…
思っていたよりも重い内容だったけど…
いい作品でした。
辛いことがあって、
バラバラになりかけた家族、
ダンは空虚な目をしていたけれど…
夢中になれることを見つけて良かった。
居場所ができて良か…
安息の地
日本版のビジュアルとは多少のギャップあり。それがとても効果的でもあった。
物語のピークは独白。ひたすらに喪失感と向き合う115分。
娘の奇行に目を向けさせられ、見事にミスリードされながら…
息子の死から立ち直れないダン。妻も娘もそんな彼に気遣い、自分たちが本気で悲しむことができないように感じている。
たまたま知り合ったアマチュア劇団。
ダンは個性豊かな団員たちに引っ張られて「ロミオと…
距離感
良い映画だった。「ロミオとジュリエット」の劇を通して亡くなった者とそれに関する問題にどう向き合うのかが描かれる。
別に克服する必要はない。それぞれのベストな距離感というものがあるのだと思…
映画『カーテンコールの灯』を見ました。登場人物たちの心が見事に描かれている映画がです。そして、そのために構成がしっかりとしており、一方では演劇という要素をうまく取り入れています。素晴らしい映画でした…
>>続きを読む問題を抱える家族。物語が進むにつれてその問題の核がゆっくりと露わになっていく。そしてその苦しみが演劇を通して少しずつ癒やされ許しにつながってゆく。最近では『シン・シン』があったが、演じることによる赦…
>>続きを読むアメリカの郊外。建設作業員のダンはある悲劇から立ち直れず、妻や娘とすれ違いの日々を送る。ある日偶然アマチュア劇団の「ロミオとジュリエット」に参加することになったダン。次第に自身の居場所を見出していく…
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