6月15日鑑賞。
人生は誰にとっても過酷なもので、それを受け入れ、それがあってこその自分と思えるところに到達出来るびとだけに用意されている景色がある。彼がずっと見ていたものはこれだったんだな。
と思…
ん〜面白くない。補足すると、楽しめたところは楽しんだけど嫌なところが嫌だった、プラスとマイナス大きく振れてこの評価に落ち着いた。
この映画は2つの特徴で語れると思う。
1.歌舞伎、その古典文化の世…
普遍的なストーリーを主演数名の圧倒的な演技力で彩り、説得力を得ている稀有な映画。
作中でも言ってたけど、芸術って稀に教養がなくても、「なんかよく分からないけどすごい」と思わせる力があって、言葉や知識…
何を伝えたいのかよくわからなかった。努力して成功するサクセスストーリでもなく、色々紆余曲折あって国宝になったという話で、話が散らかっていて何を伝えたいのか鑑賞後すぐには理解できなかった。
その後、…
とにかく舞台のひとたちが美しい
美しさの裏にいろいろな葛藤があるのだと思った。3時間があっという間で非常に見応えがあった。
おそらくエピソード省いていて、人物の心情の変化を追いにくいところはあったの…
ポップコーンが全く食べられなかった映画は初めてだ
ずっと、動く「絵」を観てるみたいだった
集中して観なければならない、この景色を記憶に焼き付けなければならない使命感のようなものを無意識に感じていたん…
現代の日本映画で映画らしい絵力があるというのはそれだけで希少。
80年代のスカスカ大作ですら、森田富士郎+西岡善信コンビの画はゴージャスだったし。
冒頭の任侠パートはそれこそ五社英雄映画みたいだっ…
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