ただただ圧倒された。
観終わったあとの余韻が抜けない。
俳優陣が演じる一人一人の人生を見せつけられ、ぶつけられたような感覚。
特に吉沢亮さんと横浜流星さんは魂を揺さぶられ、終始鳥肌が止まらなかっ…
ヤクザの息子として生まれた喜久男はある日、両親を失い歌舞伎の名門花井家に引き取られる。そこからそこの息子である俊介と歌舞伎の芸を極める道に走っていく。
めちゃくちゃ面白かった。1人の人間がどのよう…
数えきれない犠牲もあったけれど、彼が連れて行ってくれる景色に賭して周りの人間は道を開けたり、障害物を避けたり、壊れそうな人に寄り添ったり、そうした連続が国宝の道を切り開いてくれた。そうさせる才能があ…
>>続きを読む圧倒的な画力。ビジュだけじゃなくて、絵作りへの執着に感服です。
歌舞伎という世界、取り巻く時世柄、映画の中でもあくまで女性は添え物として描かれていた。監督ならやりかねない。
それぞれが己の為の善悪の…
喜久雄にたくさんの人が巻き込まれて振り回されて、自分が歌舞伎をやるためにどれだけの人を不幸にしてきたのか
一見そんな風だけど、実はみんな自分で選んだ道だったと思う。
人のせいにしたってなんだっ…
©吉田修一/朝日新聞出版 ©2025 映画「国宝」製作委員会