新しく学校に赴任してきた先生を自分の父親だと思い込んでしまうモーリのお話。
同じ学校なのに言葉が通じないんだ…?他の子は2ヶ国語喋れるのに、モーリの言語は先生には通じない…のかぁって思って観てた…
新任の先生を自分の父親だと思いたい。嘘でも、父親の存在に触れたい。そんな、父親を求めた女の子の縋るような寂しさとやるせなさに哀しくなる物語。
と同時に、トルコ国内のクルド問題の一端が見える短編。
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録音した父親の思いでを、学校の先生に結びつける。身分証明の父親の写真は無い。父親はどこにいるのか?戻って来ないのか?モーリは先生が父親で無いことを理解した上でプレゼントを贈る。本当の父親は何度も刑務…
>>続きを読む会えないのなら、会わす。
現実の困難さを映画でドキュメントしたところで、感傷に浸る以上の何ものでもない。それが気持ちいいことなのは重々承知でありつつ、まだ映画でできることを信じている。
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