エロスもタナトスもない極私的な日常の延長で観たんで笑ったり泣いたした。引きで理解するなら霧島聡の神格化の映画で近寄ればひたすら一個人の内面の葛藤だった。呼応するように引きの画は固定で寄りは手振れてい…
>>続きを読むフレーミングがチープであまり好きじゃない。
例えば、病室の看護師とか医師とか、モブキャラの顔をわざわざフレームに収めるのが気に入らない。
別に横たわる桐島の顔を正面フィックスで撮って、看護師や医師の…
当時の爆破事件のことなどはよく知らないけど、長年逃走してた「桐島聡」が名乗り出たこと、どのように過ごしていたのなどニュースで流れていたので、興味を持ってみてました。
映画の中での観た逃亡生活は、本人…
桐島聡を描くに、リアリズムというより、ファンタジー的に描いていると思った。若き桐島と古舘寛治演じる老人との対話と交代。幻のように現れる昔の仲間たち。自分自身の僧体との哲学的対話。
すべては70歳で末…
俳優陣も良く、1人の犯罪者の終わり方としても表現としては悪いがドラマティックでいかようにもできるのに、終始内輪目線が滲み出ていて頭に入って来なかった。
最後のステレオタイプな刑事の描き方で全てが納得…
交番に貼ってあった指名手配の人についての映画。不思議な感覚を持ちながら観た。レトロな作りがかえって今の時代に新鮮に映る。役者が主人公役を受けるかどうか迷ったというコメントを読んで、ちょっと意外だった…
>>続きを読む逃走 することで闘争する、彼なりの正義と闘いを眺める時間だった。
とても映画らしいし、ちょっと小説っぽい。
主人公の人生に道理なんて通ってない。
上手い具合に落ち着く理屈をこねて、普通に生活しただ…
指名手配の桐島の逃走人生を描いた作品。どうでもいいのだが、顔が、桐島🟰宮川大輔と今までずっと私の頭が認識していた為、どうなるかと思ってましたが、気にならず見ることができた。1970年代、思想、音楽、…
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