死人に口なし
映画の主役やその他の登場人物に作り手が自分自身を仮託して描くというのはよくある事なんだが、一年ばかり前に死んだ人物の知られざるというか本人以外誰も知らない空白期間を以て監督の自己憐憫…
エロスもタナトスもない極私的な日常の延長で観たんで笑ったり泣いたした。引きで理解するなら霧島聡の神格化の映画で近寄ればひたすら一個人の内面の葛藤だった。呼応するように引きの画は固定で寄りは手振れてい…
>>続きを読む逃走 することで闘争する、彼なりの正義と闘いを眺める時間だった。
とても映画らしいし、ちょっと小説っぽい。
主人公の人生に道理なんて通ってない。
上手い具合に落ち着く理屈をこねて、普通に生活しただ…
極小シアターではあるが、満席。
70年代設定にも関わらずスマホ持って歩いてる人がいたりと時代感を全く出せてはいなくて、そういう部分は作りが雑(というかチープ)ではあった。ただ、印象に残る映画ではあっ…
【健康保険ない話が出てこないのよ】67
足立正生の前作(首相暗殺もの)がめっちゃひどかったので、今回は初めから馬鹿にするつもりで鑑賞。で、実際なんだか変な映画なんだけど、あまりひどく貶す気になれな…
桐島聡という存在について、下調べすることなくみた。亡くなったばかりの人物、それも身元を明かさなかった人物についてよくここまでエピソードが揃ったなという印象もあったが、むろん想像によって補われているだ…
>>続きを読むバカな大学生の自主映画の方がセンスがいいと思える程の画面構成。
シナリオの内半分はいらない。常時映像に付け加えられる音楽が致命的なまでにダサ過ぎる。
観ていて痛烈に思ったが、前作REVOLUTION…
新左翼で連続企業爆破事件の桐島聡の逃亡劇
逃げて潜伏して長い間おとなしく何もしていなかったので、話に起伏がない。
逃げる=闘争と捉えそれを完遂しているが、自分の中で葛藤を繰り返すことに終始し、非…
結局、エヴァと同じじゃんってわかると、凄く腑に落ちたし、
団塊の世代から少なくとも団塊ジュニア、くらいまでは、オルタナティブは、厨二病とロマンティシズムに彩られていたのだなあと。
そしてデフレ不況が…
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