東京藝大の学生さんの、卒業制作、なんだそうで。
ウン、面白いよ。
儂は学生の頃、小劇場演劇の作・演出家だったから、その頃のメンタルを想い出した。
コトバが、走り気味だけど、暴走まではしていない…
なんか考えさせられる作品でしたね
ある日突然人は自然に死ぬ事が出来なくなった
自殺や他殺なら死ぬ事は可能なようだが
それに今の年齢のままに
そして今の状態のままに
生き続けるという事は半永久的に…
絵柄がめっっっちゃ好き!
キャラデザも、構図も、線の使い方も良かった。あえてキャラを書き込まない影絵風なのも…最後のにっこりで見てるこっちもにっこり。
セリフは説教臭くもあったけど、学生らしい青さで…
💻 ショート・アニメーション
監督:栗原侑莉
止まった時間を、再び動かすということ。人が生きる意味に迫ったSF短編アニメーション。
200x年、世界は突然「全ての生き物が生まれも死にもしなくなる…
にわとりはじめてとやにつく
終わり、そして始まり。
暦は誰かと共有するためにある。深いなあ。
完全に孤独な人はいない、どこかで誰かと繋がっている。関わり合っている。
私が今までやってきたあれ…
とてもとても良かった。
暦は、人と時間を共有するためのもの……
関わりあいをもつこと、前へ進むこと、
それは、花が咲くということであり、死なないはずの人が死ぬということでもある。
関わらなければ…
「にわとりはじめてとやにつく」
言葉の意味に、そのまま尻尾が生えてきたようだった。
虚空の中を優しく誰かが撫でてくれる、淋しさよりも光を選びとろう…と伝えてくれる。
卒業製作として、若者が手を…