子どもの頃、家に『おじさんのかさ』はあった。
図書館で借りて佐野洋子のエッセイも読んだのに(どれも読みたくなるようなタイトル)、この絵本だけなぜかもう読んだ気がして、ちゃんと全部読んではいなかった。…
このレビューはネタバレを含みます
冒頭から猫。かわいい。作者のドキュメンタリー。ガンになってもタバコ吸う。猫の本は売れて増刷されてありがたい。なにもしなくても生きていけるほどの金。ばーっと書いた。泣きながら話してる母の隣でつまらなそ…
>>続きを読む【この絵本に内在する4つの衝撃】
⑴自己だけが自己を愛しているだけでは自己愛が完成しない。
⑵良い子よりも悪ガキのほうがいい。
⑶愛された人は愛せる人になる。
⑷愛されなかった人は愛せない人…
先日初めてこの絵本を読んだ。
いや、もしかしたら昔読んだのかもしれないけど、きっと何が伝えたいのかよく分からず、モヤモヤしたまま忘れてしまっていたのかもしれない。
愛してくれたけど身勝手に連れ回さ…
生きることは辛く苦しいのに、それでもなぜ人は生きるのか?生きることの意味を滲ませる、この絵本の世界通り、佐野洋子氏の言葉は時に暖かく、時に突き離すほどドライだった。彼女の死後のパートはちょっとダレ…
>>続きを読む「私が愛する人はみな死人である」
200万部以上発行している佐野洋子さんの絵本『100万回生きたねこ』
前半は絵本の思い出を持っている女性たち、後半は逝去した佐野洋子さんの故郷北京や愛した軽井沢の…
このタイトルは知っていた
話は知らなかった
こわい話だ、くらいは聞いたような気がするけど、進んで読むこともなく
年だけは大人になってしまった
・・・読んでから観る手もあったけど
読まずに観た
…