
1924 年 8 ⽉、ニュージーランドに⽣まれたジャネット・フレイムは、感受性豊かでいつも本を離さない少⼥に成⻑し、いつしか詩⼈になることを夢⾒ていた。18 歳になり教職に就いたジャネットだったが、幼少期のトラウマから教壇に⽴つことが出来ず退職して作家を⽬指す。だが、繊細な性格が誤解を招き、統合失調症と診断されて精神科病棟へ送られてしまう。8 年間もの歳⽉を過ごし 200 回以上の電気ショック療法を受けるジャネットだったが、⼊院中に執筆した短編集「潟湖」が⽂学賞を受賞したことで退院することになる。奨学⾦を得たジャネットは初めてニュージーランドを離れてロンドンで暮らし、夏に出かけたスペインで初めての恋を経験する。
大恐慌真っただ中の1930年代、アイルランド。雨が降り続ける街・リムリック。失業中で酒浸りだが子供たちには優しい父・マラキと、厳しくとも愛情深い母・アンジェラ、そしてフランクと幼い弟たち。…
>>続きを読む兄弟姉妹とスウェーデンのスモーランド地方の自然の中で伸び伸びと育ったアストリッドは、思春期を迎え、より広い世界や社会へ目が向きはじめる。教会の土地で農業を営む信仰に厚い家庭で育ちながら、“…
>>続きを読む第2次世界大戦末期の1944年、アルプスの高地にある山間の村ヴェルミリオを舞台に、地元教師の家族間の複雑な関係や秘密、戦争の影響を繊細に描いた作品。戦地から脱走した兵士ピエトロが村にやって…
>>続きを読む驚くほどに美しいモノクローム映像と心ふるえる音楽 歴史上初めてのジプシー女性詩人を描いた ポーランド映画の傑作! 書き文字を持たないジプシーの一族に生まれながら、幼い頃から、言葉に惹…
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