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It Was Just an Accident(英題)
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『It Was Just an Accident(英題)』に投稿された感想・評価

AtWhat
4.0
2025年のカンヌ映画祭で最高賞のパルム・ドールを受賞したイラン映画。日本劇場公開前に海外でひと足先に見ました。フイルマークスではドキュメンタリーと表示されているが、ドキュメンタリーではありません。俳優たちの迫真の演技が凄いブラックコメディです。日本劇場公開までには訂正して欲しいですね(苦笑)。監督のシャファル・パナルの作品は他には「オフサイド・ガールズ」しか見ていないが、シンプルなのに力強い映像を撮る人だなと思った。本作のラストなんかその最も良い例かと。心にかなり響きます。セリフが多く、英語字幕を2時間近くも追っかけるのは結構シンドかったので、再見する時は日本語吹き替え版で見てみたいですね。
Omizu
3.8
【第78回カンヌ映画祭 パルムドール】
『人生タクシー』でベルリン映画祭金熊賞、『チャドルと生きる』でヴェネツィア映画祭金獅子賞、そして本作でパルムドールと三大映画祭を制覇したジャファール・パナヒ監督作品。

これは素晴らしい。辛く重いリベンジムービーながら適度なユーモアもあり、パナヒらしい軽快な話運びが特徴的だ。パナヒの最高傑作ではないとは思うが、とるべくしてとったパルムドールという気がする。この年はもうこれ以外にないでしょう。

自分を拷問したと思われる男に復讐しようとするが、どんどんドツボにハマっていく様をみせていく。単純なリベンジムービーではなくイランという国の抱える問題を絡めスケールを大きくとったパナヒならではの作劇が見事だ。

どんどん思わぬ方向に話がいってしまう緊張感と展開力は流石としか言いようがない。単純に映画として面白いし、イランという国に対する堂々たる挑戦状として意義ある一作だ。

三大映画祭を制覇するに相応しいタイミングだったのではないだろうか。個人的には『人生タクシー』とか他の作品の方が好きだが、この年のパルムドールはこれで良かったと思う。あらゆるバランスに優れた作品。
[イラン、あの尋問官を見つけた] 60点

2025年カンヌ映画祭コンペティション部門選出作品、パルムドール受賞作品。ジャファル・パナヒ長編十作目。昨年はイランで懲役刑を受けたモハマド・ラスロフが国外亡命の末にカンヌのプレミア会場に現れたが、今年は遂にパナヒがカンヌのプレミア会場に足を踏み入れた。2003年の『クリムゾン・ゴールド』以来23年ぶりのことだった。そして、本作品がパルムドールを受賞したことで、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー、ミケランジェロ・アントニオーニ、ロバート・アルトマンに続く四人目の三大映画祭グランドスラム達成者となった(ロカルノ最高賞も入れるとアントニオーニに続く二人目)。物語は、家族と共に夜道をドライブ中に犬を轢き殺してしまった男が近くのガレージに行くところから始まる。そこにいた整備士のヴァヒドは、男の義足からする音が、かつて刑務所で自分を苦しめたエクバルという男のものと確信し、翌日に彼を誘拐する。しかし、男は自分がエクバルであることを否定する。尋問されたときは目隠しをされていたので男がエクバルであると確信が持てなくなったヴァヒドは友人を訪ねて証明できる人物を探そうとする云々。徐々に参加者が大所帯になっていき、それぞれに思惑があるために、義足の男の処遇をどうすべきかは割れ続けるが、全員が義足の音や足の感触など断片的な情報しか持っていないために、義足の男がエクバルであると断定できない。そして、そもそも相手が誰であれ、誘拐して目隠しして車に詰めて、本人の前で殺すか否かを勝手に議論するのは、かつてエクバルが彼らにやったことと同等なのではないか?機会と立場さえあれば人は憎んでいた存在にすらなり得るのか?という疑問に向き合っていく。そういう意味では、危険な状況に置かれながら映画を撮り続けるジャファル・パナヒその人を通して見える世界を提示してきた直近のパナヒ作品とは異なり、どちらかというとアスガー・ファルハディっぽい、一つの事件を起点とした人間模様から社会を見るような作品になっている。パナヒは明白に答えを用意しているが、それに沿わない人物の退場のさせ方には少々納得がいかない。善悪の葛藤を個人の内側ではなく人物同士の会話で行っていたため、片側が理由が判然としないままあっけなく退場したことで作品としてのバランス感覚が狂ってしまっているのだ。これまでのパナヒ作品に感じたスマートさが欠けていたように思う。パナヒ本人が登場しないのも久しぶりだが、それに慣れすぎてしまったのかもしれない。

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