この映画のことを知るまで、「八海事件」という事件のことを知らなくて、Wikipediaの記事を読み、こんな事件があったんだ…と知った次第。
その上でのこの作品、実に面白かったです。
強盗殺人事件…
先月下旬に発売された『鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』春日太一著。
上記新著を読み進める中で本作を知り、初鑑賞。
これは令和でも見るべき社会派映画のひとつと感じました。裁判劇として…
独立プロ&社会派で知られる今井正監督の代表作の一つ。当時まだ裁判が継続中だった実際の事件(八海事件)をベースに、警察による冤罪の恐ろしさを告発した衝撃作。脚本は橋本忍。音楽は「ゴジラ」(1954)の…
>>続きを読む最高裁の妨害に遭ったりしたそうだけど
真正面から勝負を挑む気合が漲りまくってる
実話を基にしているから重い映画になりそうなんだけど
娯楽に徹しつつだから観やすくなってる
内藤武敏演じる弁護士の弁論…
ネタバレ
捏造拷問取り調べ警察と嘘つき主犯の重罪
見るのが辛くなるのが分かりきっていた為に視聴を先延ばししてきた作品。
ようやく見る決心がついたもののただただやりきれない思いのみが残された。
何し…
このレビューはネタバレを含みます
八海事件という実際の冤罪事件に基づいたストーリー。
恥ずかしながら、八海事件を知らなかった。
『張込み』と並び称される、脚本家・橋本忍の傑作。
当時、まだ裁判が終わってない時点で制作。最高裁判所…
八海事件を題材にした今井正監督の寃罪もの。
・まだ裁判が終わってない時点で制作。
・脚本の橋本忍が、あやふやにせず完全無罪で行こうと決める。
・最高裁判所から公開の妨害を受ける。
・配給を予定してい…