BLM映画。
白人は徹底して無能か悪役として描かれ、アジア人は最初から存在しない。
主人公は二人もアレしているにもかかわらず、「黒人でシングルマザー」という属性だけで女性刑事や群衆に同情される。
…
貧困を伝えたかったんではなく、根深い思想がから回っていてとても面白く、考え深い映画だった。
主人公の女性の要領の悪さ、気の短さに最初はイライラした。
でも、人は極地に立つと同じかもしれない。ラスト…
映画としての完成度は非常に高く、全体を通して強烈な中毒性がある作品だった。
ただし、観ている最中も観終わったあとも、とにかくイライラさせられる。この“イライラ”すらも、作り手の巧妙に計算された演出の…