水の音を中心にとても心地がよく、気を張っていないとついうつらうつらしてしまった。美しい自然の画、洗練された構成にも惹きつけられ、そしてなによりルック族の女性と孫の男の子がとても魅力的に描かれている…
本来極めて公共性の高いはずの"言語"というメディアが、話者の減少(それは遠くない未来に消滅を感じるほどの)によってその公共性を失い個人的なものになっていく。
ルック語の発音に合わせて画面には赤く大…
山形国際ドキュメンタリー映画祭にて。洞窟で生まれ育ったルック族の女性の話。薬草を浸したお湯で赤ちゃんを拭いたり、ヒル避けとしてカンの実?を使ったり、ああいうおばあちゃんの知恵袋もルック語と一緒に失わ…
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山形国際ドキュメンタリー映画祭にて。
かなり良い、ショットが呼吸していた。説話や主題に導かれるでなく、自然物の息吹をキャメラで捉えてゆく。動物、水、生命の流れが感じられる。
2025,1…
【第78回ロカルノ映画祭 現代の作家部門金豹賞】
『ベトとナム』チューン・ミン・クイとニコラ・グローの共同監督作品。ロカルノ映画祭現代の作家部門に出品され金豹賞を受賞、山形国際ドキュメンタリー映画祭…
画像提供:山形国際ドキュメンタリー映画