二重のまち/交代地のうたを編むの作品情報・感想・評価

二重のまち/交代地のうたを編む2019年製作の映画)

上映日:2021年02月27日

製作国:

上映時間:75分

3.9

あらすじ

「二重のまち/交代地のうたを編む」に投稿された感想・評価

伝え継ぐこと、そして残すことの大切さと難しさについての映画。しかしすべての映画は、あるいはすべてのものごとは、いつだって直面していることでもあるかもしれない。
映画猫

映画猫の感想・評価

3.0
2022-125

聞く人も話す人もプロでは無いからこそ、その人が見た物や感じた物をそのまま真っ直ぐに伝えてる印象
綺麗な表現を選ぶ訳では無いからこそ、曖昧な表現でこちらは上手く想像出来ない所も多いけどそれも含めてリアルなんだろうなと
り

りの感想・評価

3.6
とても美しいカットがいくつもあった
語っていくことの力みたいな、不思議な説得力があった
語り手が奇跡的に選ばれた子たちなんだと思う
ただ、最後に何ができるのか語り合うのがなんとなくちょっといやだった…
日本映画専門チャンネル
実験的な作品。震災後の街の人々に遠くからやってきた若者4人が話しを聞いて、それを解釈して自分なりに語る。

ラストに彼ら自身がその語り方の難しさを話し合うところが印象的。どの視点で誰に向かってなにをどのように語るべきなのか。その視点や見方、切り取りや編集の妥当性や語り口に必要なものは何か。経験を語ってくれたひとを傷つけないようにしかも過不足なく伝える。果たしてどこまで可能なのか。ドキュメンタリーに限らず、伝える事は簡単なことではない。彼らの戸惑う姿に純粋さと誠意を感じる。

作品そのものはけして娯楽性もなく結論もないので面白いものではない。
kei

keiの感想・評価

3.0
二重のまち、なるほど!本は読んでみたいな。
わざとこのキャストを選んだのだと思うけど、話がききにくい…自然なような演じてるような…
nabe0121

nabe0121の感想・評価

3.7
もう11年かまだ11年なのかだんだん街も復興しつつあるけど被災者の方々はまだ心のダメージが大きい人もいるんだろうな

同じ様な犠牲者を出さない為にも語り継ぐ大事さを教えてもらいました

2022年 43本目
「想像する」というキーワードが出てきてようやくやろうとしていることが掴めた。被災地を被災地の映像で語ることから脱却し、想像させること。その後さらに深いテーマが顕になるのだが、本音を言えばやはりそこに至るまでの時間は苦しい。さすがに整理されてなさすぎるというか。それにしてもラスト、帰ってくる場面にはどうしたって高揚してしまうが、それで良いのかという気持ちにもなる。「ふるさと」のチャイムはブチっと切られるからなおさら。
部屋を飾ろう 珈琲を飲もう 花を飾ってくれよ いつもの部屋に

僕らの時計の中 ひとつだけでもいいから
本当を掴みたくて 本当を届けたくて
カカオ

カカオの感想・評価

2.2

このレビューはネタバレを含みます

復興に伴う土地の嵩上げを、新しく街を塗り替えるように比喩して「二重のまち」と表現している。





すみません。

この手の作品はスコアを低く評価しにくいところはありますが敢えて辛口で評価します。

ドキュメンタリーですから仕方ないかもしれないが、すんなり言いたいことが入って来ない。事前に自分の言葉で整理して欲しい。行き当たりばったりに言葉を羅列しているように窺える。それともそれが狙いなのか。


被災者に被災経験を聞いた4人はきっと成長しただろうし、得るものが大きかったと思うが、それを本作品の観ている側に、伝達できるかどうかの議論は不要だ。それを聞いてしまうと伝達できていないようにも思える。



作品を低く評価したからと言っても、被災者への哀悼の気持ちは同じです。
新しい形のドキュメンタリー。語る→聴く→語り直すの丁寧なサイクル。そのときに読み上げられるテキストはアーティストの瀬尾夏美によるもの。そのテキストも現地の人から語られたものを聴いてつくられたものと思われる。
語る場面をそのまま流せばいいのでは、という意見がでそうだ。そう津波の映像を流すように。だがそれだけでは伝わらない。あまりにも他のだれかを傷つけてしまう可能性がある。何より10年も経過してしまったことが大きい。この語り直しをドキュメンタリーとすることに意味がある。しかし、この語り直しは翻ってフィクションの力なのではないのだろうか。

想像してほしい/できない/でもする、とこの映画内の4人も逡巡する。

弁当屋のシーンで、ひとつひとつ言わないと伝わらない人とひとつ言ったら全部分かってくれる人もいる、人それぞれだね、といったことを話すシーンがある。弁当を詰める手伝いの話だけど、それだけでない意味も感じてしまってジーンとしてしまう。
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