「二重のまち」「うたを編む」という言葉の意味が分かった時に何と言って良いか分からなかった。
試みとして興味深く、そして本当に丁寧で切実だと思う。
テキストがそこにいる人間と出会う。その人には身体が…
3.11で大きな被害を受けなかった。そこに対する複雑な感情。
わたし自身も感じることがある。
2011年3月。わたしは中学生で、地元の福岡に住んでいた。福岡は揺れることなく、あの日は塾で勉強していた…
過去にあった出来事とか人々とかの記憶が失われないように、ため込んでいくこと(≒過去の即自的保存??)は、それ自体として重要なものとしてみなすような考え方が、つまり、その記憶が未来の人々に参照されさら…
>>続きを読む東日本大震災の非被災者である若者4人が被災者の話を聞き、話を語り直そうとするお話
若者たちが被災者達の元に訪れ、生活を共にし話を聞いて、その聞いた話をカメラの前で語り直す...という、手法としては…
(随分前に観たので記憶が定かでなく、作中で説明されているのかもしれないが…)
東北は日本の民話の原点であることを授業で知った。それらの民話は口伝であり、この作品の主となる行為である。
震災で破壊され…
2024年77本目
東日本大震災の被災地を舞台に、かつてのまちの営みを思いながらあたらしいまちで暮らす2031年の人々の姿を、画家で作家の瀬尾夏美が想像して描いた物語。それを小森はるかと瀬尾のアー…
東日本大震災。被災地にいて助かった人、被災しなかった人がそこにいない人たちへの思いを共有する。いまでは笑顔で話す家族たちがどんな思いでいるのか、被災した土地の上に新たな町が築かれていく意味とは…。
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