2018年、4人の若者が陸前高田市を訪れて被災者の話を聞き、現地を歩いて感じたことを言葉にする。話をしてくれた人たちの思いを取りこぼすまいと、言い淀みながらも必死に丁寧に言葉を尽くす姿に胸打たれた。…
>>続きを読む『息の跡』しか観てなかったので、約5年?でこういう方向へ来たのかと素直に驚く。
映画美学校フィクションコースの出自が色濃い。
風景を背景に、存在しない記憶・記録を語る声がオーバーラップする様に、佐…
東日本大震災で大きな被害を受けた陸前高田に4人の若者が訪れて現地の声に耳を傾ける。その後、その4人が集まりそれぞれ聞いたことを共有、また別軸で被災地をよく知る作家の瀬尾さんが描く物語『二重のまち』を…
>>続きを読む 東日本大震災後の陸前高田を訪れた4人の若者のワークショップドキュメンタリー。
ワークショップ映画というのを初めて見たのだが、うーん。。。これは分からなかった、合わなかった。
たぶん私が従来の…
このレビューはネタバレを含みます
20221026 自分用忘備録
【解題】
東日本大震災の被災地を訪れた若者たち。被災者の記憶を聞き取り、受け取って、体験として語り直す試み。その場が「交代地」。「二重のまち」とは、盛り土された現在の…
言葉を探す時間がすごく尊い。
聞くこと、話すこと、想像することによる声の獲得。語り手たちの表情にハッとさせられる。今作はやはり瀬尾夏美によるテキストの力がとても大きいと思う。見知らぬ他者と二重になる…
(C) KOMORI Haruka + SEO Natsumi