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明日のミンジェ
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明日のミンジェの作品紹介

明日のミンジェのあらすじ

プロを目指す有望な陸上選手のミンジェは、裕福な家庭のチームメイトが不当に優遇されたことで追い詰められ、ある行動を起こす。秘密を知ったコーチから取引を持ち掛けられるが。清濁併せ呑む韓国スポーツ青春ドラマ。

明日のミンジェの監督

パク・ヨンジェ

原題
내일의 민재/Tomorrow's Min-Jae
製作年
2025年
製作国・地域
韓国
上映時間
98分
ジャンル
ドラマ青春

『明日のミンジェ』に投稿された感想・評価

Omizu
5.0
【第38回東京国際映画祭 アジアの未来部門出品】
韓国のパク・ヨンジェ監督の長編デビュー作。東京国際映画祭がワールドプレミアとなる。

これコンペでよかっただろ!スポ根に留まらず韓国社会の格差を描き出した傑作。

長編デビュー作とは思えないあまりにも鮮やかな演出力と展開力に拍手!主演の女優さんも素晴らしい!

本人にも非があるとはいえ大人たちの搾取や抑圧に負けずに「ただ走り続けたい」と願うミンジェ。追い詰められていく彼女に100%共感した。

決して清廉潔白な主人公ではないところがキャラクター設定の妙を感じてよかった。脇のキャラクターもそれぞれ魅力的。

韓国映画はどんどんすごい人が出てくるなぁ。デビュー作とは思えない卓越した演出力の傑作!
4.1
孤児院育ちで陸上部のスター、17歳のミンジェは、その出自と優秀さゆえに絶え間ないいじめを受けている。裕福なヘリムの両親が娘の将来のために成績を操作したことで、ミンジェの成功への道はさらに閉ざされてしまう。焦るミンジェはヘリムを妨害するために策を講じ、それを知ったコーチに利用され、事態は大きな波紋を広げていく。
(東京国際映画祭より)

とんでもない闇堕ちな展開で予想以上にスリルを感じた。ミンジェがした事は許される訳ではないけど、人間らしさを感じた。ヘリムもヘリムで凄い葛藤を抱えていて、色々なドラマがあった。

実際に韓国が起きていた事件を扱い、社会性を感じた。もっと沢山の人に見て欲しい作品。

 中学生から1位の記録を取り続けているミンジェだが、天涯孤独。寮住まい故に、卒業後は住居も無くなってしまう。
 そこで代表となって実業団選手としての進路を模索しているのだが、両親の寄付のために贔屓される選手・ヘリムが部内にいる。
 というのをベースに始まってすぐミンジェがヘリムにアレルギーになるものを混入させて記録一位を狙い、それがコーチにあっさり露見。コーチもまた監督になるために寄付を求められており、裏稼業として走りの替え玉稼業を紹介される。そこで出会った新しいコーチとやりながら、ただ自分が生きるために走ることを求めていたのに、替え玉受験とかドーピングとか貧富の格差とか、色んなものにぶつかっていくことになる。
 あらすじで書くにはあまりにも多すぎる要素だけあって、実際渋滞している。裏稼業ももっと描いて欲しかったし、コーチがヘリムを贔屓しながら今度はヘリムがいなくなったらミンジェを贔屓していく、それもまた自分の業績のため、みたいな確かな蓄積が欲しい。次から次に進む割にテンポの良さを感じないので、ヘリムとミンジェの対立軸が決まっていて、それぞれにつくコーチ、描きたい韓国の社会問題、体育実技の替え玉受験という絶対バレるのでは?サスペンスをやるために順々に頑張って処理してるだけになったか。
 結果的に、主人公たちが挑んでいる800mという競技の説明や、実業団に入るための目標設定とか、どうしたら走ることが速くなるのか(そして速く見えるように撮るのか)がぼやっとしている。怪我の話もふわっとしていて着地がムズい。スポ根の決着にしては、明るい世界に戻れと言ったコーチが送ってくるのがドーピング剤で、ヘリムもやってんよ、でもドーピングの誘惑にミンジェは打ち勝った!はどうにもピンとこない。
 じゃあ、社会派として上手くいったかというとそれも微妙というか、結局金持ち親に従属するだけにヘリムもなってしまうし、監督になれないコーチも、寄付を要求する構造自体も否定されることなく終わるのに、なんかミンジェが勝った、私には見えた、みたいな公的な達成を無視した私的な達成でクライマックスとなる。『ひゃくえむ。』は、何故走るのか、走るということだけに追求の矢印を向けていたが、本作はそのためにはどれだけの障壁があるのか、を色々描きたい意思はあった。兎にも角にも金。でもそれは事実で、走るだけで稼げる、の前の段階においては神童でないと確かにしんどいよね、とはなる。
 好みとしては、偽の身分証を燃やす炎やドーピング薬を洗面台に流す水、みたいなところで余韻のもう5秒を欲していた。