エッセイ:23:07 ― 現実と虚構のあいだで
2025年の30分のショート作品『23:07』は、主人公リョウの問いから始まる。
「現実と虚構の狭間とは何か」。
そして、そもそも現実とは何か。
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わたしは忘れてしまうことがすごく怖くて日記を書いてる。それでもどうしても思い出せないことや、もう私しか覚えていないであろうことが毎日増えていって悲しいと思うけど、あの時あの人が正確にどんな言葉を使っ…
>>続きを読む記憶は水みたいなもので、サラサラと流れては同じ場所に留まることはない。牛乳瓶やバスタブに入れて留めていてはいけない。流れる水は手の指を通り抜けて、土に沈んで、濾過されてまた新しい場所にいく。記憶の脆…
>>続きを読む(C)Raf Keunen/Olivier Kazuma/Patrice Boiteau