最後の手紙の作品情報・感想・評価

最後の手紙2001年製作の映画)

La derniere lettre

製作国:

上映時間:62分

3.8

『最後の手紙』に投稿された感想・評価

これは点数を付けられない。。。この作品が終わってしまえば、唯一の登場人物である語り部に憑依しているホロコーストの犠牲者たちが永遠に失われてしまうような、圧倒的な悲しみと恐怖におそわれる感覚があった。…

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ぴよ
5.0

(35mm)
ワイズマンのフィルモグラフィーとして評するのであれば「演じる人の演じる姿」を捉えたドキュメンタリー。演技が生活とはまったくことなる事象である事実を引きずり出すことで、演劇の神秘性を逆説…

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一人芝居を映像として記録するために手が加えられた、ドキュメンタリーではないワイズマン作品だが、演出がまるで機能していない。
舞台上で役者が涙を流すこと自体まったく三流の芝居だが、その決め顔をこの作品…

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ワイズマンとしては珍しい劇映画である本作は
劇伴やインサートなど加えられる要素を
徹底的に削ぎ落とし
女優1人とスタジオのみで対峙するという
超絶ハードコア作品となっていて
否が応にも観客である私た…

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n
5.0

夏休み、絶対にひとりで行こうと
決めていた映画を観てきた。
とんでもない強度だった。

一人芝居というものの凄さのひとつは、 
その役が見てきた世界や人々を
生身の肉体で語ることで、
そこに映し出す…

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3.5

フレデリック・ワイズマンの足跡特集23本目。
長きにわたるキャリアの中でもかなり珍しいワイズマンの劇映画である『最後の手紙』で、俺も多分ワイズマンの劇映画は本作が初めてだったのだが、なるほどなー! …

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2.5

【ワイズマン、独り芝居を撮る】
アテネ・フランセのフレデリック・ワイズマン特集で数少ない劇映画『最後の手紙』が観られるということで観てきた。60分と短い時間ながら、ウトウトしてしまったのが悔しい一本…

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原作のテキストや内容に支えられた俳優の演技の質。光や影が生かされた撮影。そしてそれを編集するワイズマン。
通常のワイズマン作品では近づくことができない距離の撮影が新鮮で、それは俳優の演技の力に裏打ち…

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ワシーリー・グロスマンの小説「人生と運命」の第1部第18章を映画化した劇映画。

1941年のウクライナ。ゲットーに収容されたユダヤ人たちは、ナチスによって全員殺されることとなる。ユダヤ人の年老いた…

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para
-

ワイズマン監督の珍しい劇映画
と言っても独白劇。
しかも舞台ではなくスタジオ撮影で、演劇のようなドキュメンタリーのような不思議。
光と影とカメラワークと女優カトリーヌ・サミーの表情や動きのみで魅せる…

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