邦画の「眠る男」と同名のタイトルで気になって手に取った作品、ヌーヴェルヴァーグの影響を色濃く感じさせる非常に実験的な映画。
厭世観に囚われた孤独な青年が「二人称」で自己存在について語ることで、自ら…
ヌーヴェルヴァーグ的映画精神による、一人の男と孤独を描いた傑作。
ニーチェ哲学の具現化とも言うべき作品だろう。
孤独という閉鎖的な状態にある男のニヒリズム的内面を表現するように、本作には一切の台詞が…
これはテキストベースのものを映像化したのかな…?と思って調べてみたらやっぱりそのようで、小説も映像も共に“中性さ”がキーワードになっているらしい。
筋はともかく、刺激のない淡々とした日常を送る男の…
他の映画より面白いかじゃなくて、とてつもない衝撃を受けたので5.0。
他の映画ほど泣けるかじゃなくて、曖昧なものを表現しようとしたという点で5.0。
出てくる人が一人だけの映画ないかなって調べて見…
自分の部屋でトランプして壁のヒビを数えて夜歩く孤独な男の映画で、登場人物一人、台詞ゼロ、なのに膨大なテキストっていうなかなかしんどい前衛映画でした。
後半のインダストリアルビートに女の朗読が被さると…