被爆者の証言を録音する男を賞賛するドラマかと思っていたら,いい意味で裏切られた。
「虚偽の証言をしているのでは?」と疑われる被爆者との緊迫した関係性が,ドラマの主軸に据えられていたのだ。この大胆な…
1,000人以上の被爆者の証言を録音した伊藤明彦氏の実話に基づく物語。
重そうなテープ録音器を持って被爆者の家を訪ねる辻原保(本木雅弘)。辻原は長崎の被爆者九野和平(阿部サダヲ)の話に心惹かれるが、…
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仕事上、戦争経験者のお話を聞く機会がこれまで多くあったが、こういう話の辻褄が合わない人は多々いた。
話を盛るのが聞き手へのサービスと思ってたり、本で読んだ内容でいつの間にか上書きされてたり。お盆を…
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【事前情報】
•てらさわホークさんのレビューを聴いて
•あらすじ全部わかって観る
【好きだったところ】
•俳優が豪華だった
•こういう志のある作品で実力派がずらっとそろうとうれしくなる
•去年観た…
原作となった「未来からの遺言」(伊藤明彦)は昔に読んでいて感銘を受けたが、その本のエッセンスを上手く映画にし、映画にしか出来ない表現でつくられたことを称賛したい。
ではそのエッセンスとは何か?
…
静かに深くジワジワと心にしみた。
届き難い声を届けられるきっかけをやっと見つけた後、覚悟が決まった後、恐怖を感じるような独特な雰囲気。
九州独特の会話の語尾「〜なんですよね」を他地域出身者が演じ…
時を超えて響く声
オープンリール式テープレコーダーで記録された証言が流れる。
驚いた。その声の近さに。胸に刺さる言葉の力に。
まるで私に話しかけてくれているような錯覚さえ覚える。
何だろう。
…
どうしようもなく泥臭く、人間臭い。
主役のふたりも、ド根性が光る一匹の男。
華はない、この作品には必要ない。
ふたりとも人格者だけど、未熟。
ジャーナリズムとまやかしの衝突、誠実さの暴力、寄…
「聴く力を信じた残されたテープ。今こそ聴くべき時ではないか」
話を聴くという行為は、自分の頭の中で話者の言葉を再構築する力を持っていることを実感した。本作は、映画の主体である、「視覚」よりも観客…
『名匠池端俊策の世界』
タイトル冒頭にまるでそう銘打たれるような素晴らしい作品だった。
映画やドラマにおいて、いかにシナリオによってその作品の質というものが決まるのか、今作をみると痛感する。
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©WOWOW