蟻の兵隊の作品情報・感想・評価

蟻の兵隊2005年製作の映画)

製作国:

上映時間:101分

ジャンル:

3.9

監督

出演者

奥村和一

『蟻の兵隊』に投稿された感想・評価

未名
3.5
自分の内部の気持ちと外部の気持ちのそれぞれの折り合いをつけるのって難しいんだなと思った。当たり前とか普通とか、一定人間たちが持っている基準って全然信じられないし、人間ってめっちゃ弱い。
嘘の国家に対する個人の尊厳を賭した闘いを虚構と現実のあいだで表現すること
ドラマには終わりがあるが、人生には終わりがない。「日本鬼子」同様、彼達の戦いはまだ続く。
じ
4.0
このレビューはネタバレを含みます

認知的不協和、記憶との格闘。ずっとそういう態度で生きていたい。
それにしても主演の奥村さんは真実を突き詰める執念が異常だった。きっと彼の中の戦争は本当に意味で終わってなかったんだろうな。終わらせよう…

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と
4.3

京都大学にて行われた鑑賞会・監督のトークショーに参加。
映画、そして監督の言葉に涙がこぼれ落ちた。
作品に込められた思いがひしひしと伝わってくる。
滅多にないような魂が揺さぶられる経験をした。
貴重…

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hidebo
-

「マミー」の前に時間があったので鑑賞。8月は戦争を考える月なので、観れてよかった。政府が捨てた国民については、まだまだ他にも隠された真実がありそうだけど、当事者が高齢で亡くなっていっているので、次世…

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4.0
Derecho a recordar, derecho
A olvidar…
arch
4.5

45年のポツダム宣言後、戦い続けることを命令された兵隊が居た。
日本は彼らが自主的に戦い続けたと現地除隊と判定し、戦後補償をしなかった。


日本という国の加害者的側面を知るという意味でも、価値があ…

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監督の解説付き上映を見た
フィルマークスのレビューを見るとほとんどが この 解説付き上映を見てるらしいから、それとセットで1つの作品なんだなと感じる
記録用に監督の解説を 覚え書きで
奥村さんは自分…

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3.8
満席。
旧日本軍の残虐さ、上官の卑劣さ、戦争の愚かさを改めて実感。
被害者である一方で、加害者。
奥村氏の葛藤も相当なものだったろう。

性被害にあった中国女性の赦しの一言が胸に沁み入った。

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