蟻の兵隊の作品情報・感想・評価

蟻の兵隊2005年製作の映画)

製作国:

上映時間:101分

ジャンル:

3.9

監督

出演者

奥村和一

『蟻の兵隊』に投稿された感想・評価

marzo
5.0
このレビューはネタバレを含みます

(映像ホール・シネラ資料より)
第二次世界大戦終了時、中国山西省にいた日本陸軍約5万9千人の內、約2千6百人が上官の命令で武装解除されることなく、国民党系の軍閥の部隊に合流し、以後3年間共産党軍と戦…

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日本兵に輪姦された後に同胞の売国奴にも犯された中国のお婆さんの話が悲惨すぎる。

「私は強姦してませんが、ここにいたらおそらくしていたでしょう」という元日本兵の発言、嘘がないだけにやり場がない。
miyoyo
4.5

「ゆきゆきて、神軍」の奥崎氏の怒りはアグレッシブで暴力も厭わない。
対し、本作の奥村氏は表向きは淡々としているがその秘めた怒りは眼光の鋭さから伝わる。時に声が張り上がることも。

軍司令官の命令で戦…

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ハ
4.0

長野旅行中、特に予定を決めていなかったので近くの映画館のスケジュールを調べたら丁度トークショー付きの回が観れそうだったので飛び込んで来た。偶然にも鑑賞する機会に恵まれて本当に良かった。

これが映画…

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4.5

記録用
2025No138 上映会&監督挨拶
全く「日本軍山西省残留問題」も中国国民党の閻錫山も知らなかった。戦争によって人生が狂わされた元日本兵が居た事、ここから学ばねばならないね。主人公の奥村さ…

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みや
5.0

80回を迎える終戦の日。
終戦を迎えた後も、上官の命令で山西省に日本軍として残り、国民党と共に、中国共産党と戦った人々がいたことを知った。
「皇国の復興を本義とす」と服務規程に記した彼らの存在は、武…

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無影
5.0

1人の元日本兵の中で、被害の歴史と加害の歴史が入り混じる、ありのままの戦争を映したドキュメンタリー。

被害の歴史は、もちろん、山西省日本軍残留問題についてです。
アジア太平洋戦争終戦後、中国共産軍…

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4.0

約20年前の作品で、主人公である奥村和一さんはもうこの世にいない。

我々は本当の戦争を知らないが、奥村さんが生涯を通して自分の過去や己に染みついたものと向き合ってきたように、その一部となった人から…

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ツイッターに投稿されていた中国の教科書に関する「日本の軍国主義を批判しつつも、日本国民を憎んではならない。日本国民もまた軍国主義の被害者である、という立場を取っています。(引用)」が手に取るように伝…

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-

・「悔しさ」で苦しい

・戦争のせの字も知らない平和なんてありえなくて、このどんよりとした痛みこそが「平和」なのかもしれないということを話した

・初めて見た靖国の映像が衝撃的だった

・様々な葛藤…

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