ある旧家を舞台に上流階級4姉妹の日常生活の明暗を描く作品。
家庭内で普通にビタミン剤の注射をしているシーンが衝撃で、戦前大阪の時代背景を感じとれる内容で興味深かった。
完璧な日本語ネイティブとは言…
小説は何度も読んでいました。
この映画は高校生の時、わざわざ映画館まで見に行って、感激して帰って来た記憶があります。
ただ、なぜ東谷子爵役が元プロ野球選手だったのかは疑問。今回観てみても変な感じ…
................................................................................................
旧家…
原作読了直後に、ロスで映画も。
オリジナルからの最大の改変、貞之助と雪子の関係は受け入れられない。そもそも細雪は、谷崎の古典回帰後の作品であるから、エロティシズム的な要素はいらない。
だけど、姉…
原作も姉妹の会話が面白くて好きなんだけど、映画でもそこが良く表現されている。
最初のシーンから4姉妹の会話劇が面白いし、
三女の「ふん」って返答とか、それぞれの個性あるキャラクターを映像で見る面白さ…
原作:谷崎潤一郎
姉妹っていいなぁ...という愛の物語だった。
桜や紅葉に細雪...京都や大阪の美しい四季折々の風景に心癒される。
140分なのにずっと魅了されっぱなしで、さすが市川崑監督。
…
女性の権利が、あまり認められてない時代の、4人姉妹の絆と、それぞれの愛の物語。この時代は、女性の権利が、あまり認められていない。だから、お見合いでは、愛よりも、世間体を、気にした結婚という、それが、…
>>続きを読む・原作との相違点は数あれど、2時間に上手くまとめたなという印象。
・原作びいきからすると、鶴子と雪子がちょっと感情的すぎるんじゃないかという気はしました。原作のままのぼんやりしたキャラクターだと話が…