細雪の作品情報・感想・評価

「細雪」に投稿された感想・評価

ムチコ

ムチコの感想・評価

4.0
お腹も痛くならないし顔にシミもできない雪子なんて! と思うけどキレイだから許す…

4人姉妹のうち3人がガチの関西人だから、上方言葉の美しいこと。原作の「ふん」のニュアンスがよく伝わる。その点関東人且つ新人の叶順子はちょっと分が悪かった。

台風のシーンどうやって撮ったのかしら。
原作は一度だけ20年ほど前に半日かけて一気にというたいへん間違った読み方をしたながらもいまだ愛着があるため、いかんせんエピソードを刈り込み過ぎたせいか、雪子が主役になっていないのに不満をおぼえたゆえの評点(ちなみに、同原作の他作品は未見)。

ただ、こういうアクセントの日本語が行き交う土地に住みたいなあなどとおもった映画ははじめてかもしれない。
mingo

mingoの感想・評価

3.7
島耕二には絶大なる信頼を寄せてるのだが、ほとんど観る機会がないから困ったもんだ。市川崑版に比べると京マチ子山本富士子の二枚看板に轟夕起子ときたもんだから、キャストでは勝てないだろう。綺麗な船場言葉を流暢に使う女優魂を見た。にしても四女叶順子のシーンが少し多い気がするが、だんだん好きになるから彼女の好演か。三女に若尾文子だったらなぁと言うのは贅沢か、、少し長い分点数のびずといったところか。高峰秀子の阿部豊版が観たくなった、
青二歳

青二歳の感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

谷崎潤一郎“細雪”映画化第2弾。三つの映画化のうち唯一西宮&芦屋ロケの本作。しかし舞台が現代(1959年当時)に置き換えられている異色作。でも大好き。四姉妹のキャストが最高のバランス。次女幸子に京マチ子、三女雪子に山本富士子、四女妙子に叶順子(˶‾᷄ ⁻̫ ‾᷅˵)ムフ♡また長女鶴子の轟夕起子も登場わずかながらその古風な様子が妙にハマる。

三女山本富士子の見合い相手の船越英二も最高。なんなんだこの芸達者な人は。次の見合い相手は菅原謙二と大映おなじみのメンツ。ここが上手くいかないのよね…イケメンで山本富士子と釣り合うのに…
次女京マチ子の夫には山茶花究。世慣れていて、四姉妹の問題にも気を回す役どころにまぁピッタリ。彼が出るシーンはクスリと笑えるところが多くて映画が締まる。
四女叶順子の相手にはクネクネした川崎敬三、骨太な根上淳、誠意ある北原義郎と。もうニマニマして笑っちゃうくらいですね。

'50年版と同じく妙子のやけっぱちが中心に置かれているのだけど、今見るとこの奔放な妙子もやや古風な女に見えてくる不思議。妙子の起こす諸々の騒動で、雪子は姉妹の愛情を意識する。そして自分を見つめ直したのだろうか、結婚という散々妙子に足を引っ張られたこれからの事についても、腹を決めたような晴れやかな顔になる。山本富士子はおきゃんは似合わないが気の強い女が似合うので、押しが弱いながら要々で自分を出すところなんて雪子に説得力がありますね。なにより美人だし女盛りだし。
あー楽しい。大映祭りの京阪神の空気感がたまりません。
レビューではございませんで、恐縮です。

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ではないでしょうか?
Shintaro

Shintaroの感想・評価

3.4
こんなに古かったのか。
カラーだったので特に古い作品とは意識してなかったけど、59年だったとはびっくり。
皆さんの関西弁が上手で良かった。
まだこの頃は京都は映画産業が盛んだったからかわからないが、女優さんたちがしっかり教え込まれているのが伝わってきます。
内容はもちろんヒューマンドラマですが、少し古さを感じました。