「ローマの休日」(1953)「ベン・ハー」(1959)「コレクター」(1965)等々の巨匠、W・ワイラー監督の最後の作品。日本ではATG配給で1973年公開。原題は「L・B・ジョーンズの解放運動」。…
>>続きを読むウィリアム・ワイラー監督の最後の作品。
黒人に対する人種差別を描いた映画だが、現在も米国から入って来るニュースに似ているので、アメリカでは根強くはびこる問題を描いたドラマ。
しかも、アメリカの白人警…
巨匠ワイラーの遺作。
半世紀も前に作られた黒人差別を扱った作品。構図は悪徳白人警官vs妻を寝取られた黒人葬儀屋。
ワイラーの演出はどこか達観している。虐げられる黒人達に寄り添うというよりも俯瞰から…
最近の映画は、ステディカムのせいでやたらに動きまくる。しかし、このワイラー作品は、しっかりしたカメラワークでホッとしますね。しかし、この悲劇的な内容は、後半になるにつれ、観ていてアメリカの人種差別の…
>>続きを読む「L・B・ジョーンズの解放」
冒頭、アメリカ合衆国南部テネシー州。とある町で葬儀屋、裕福な黒人、浮気、離婚請求、弁護士、脅迫、重機にぶら下がる死体、復讐、殺害、 偽装工作。今、人種差別から生まれる…
地味でTV用作品といっても通る、W・ワイラーの遺作であるが、カラーになってからのコマーシャルベースが対象・題材を強いてるかのように見えた中で、巨匠の座にあぐらをかいていない(或いはメインを外れ…
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