冒頭、雪山を駆ける馬のシルエットに、「殺しが静かにやって来る」を思い出しワクワク!
てか、最初のワーナーのロゴはカラーだったのに、ここで白黒の画になって戸惑った。
ピューマを追うロバート・ミッチャ…
すごい、なんだこれ…
三兄弟と黒豹の話ってどこかおとぎ話のようだが、ミッチャムがとにかく情けない
黒豹は本当にいたのかとかどうでもよくなってくるけど、インディアンのジョー(彼も本当にいたのか?少なく…
テレビ放送された時の副題とかなのか『姿なき殺人ピューマ』とあるが、その名の通り画面に一切姿を見せず、本当に存在するのかどうかも定かではない黒豹の到来によって雪深い山奥に住む一家が崩壊していく不条理舞…
>>続きを読む☆変な映画でしたねー。最後、強引に大団円っぽくまとめましたが、ほぼノンカタルシスの展開でしたね。
☆冒頭、シネスコ画面で雪原を横断する馬三頭、カラーではありますが「網走番外地」を連想。カラーの質感も…
シネマヴェーラ渋谷の「超西部劇」特集にて鑑賞。だが西部劇と言われないとそう思えないくらい、西部劇感は皆無。なぜなら全編舞台が雪山だから。
カラマーゾフ家をより酷くしたような仲の家族が主要人物の大半を…
不思議な映画だった。黒豹を退治することが物語の軸となっているが、黒豹自体は出てこない。物語の焦点は家族(とくにビューラ・ボンディ演じる支配的な母親による、結婚間近の三男の苦悩)に当てられている。ミッ…
>>続きを読むカートが足でガラクタをフレーム外に蹴り飛すシーンが象徴的。
結果としてアートが映画から除外されるのを皮切りに、カート自身同じ目に遭う。
敵として描かれる黒豹も一度も映ることがなく、常にフレームの外か…
この話ブラックパンサーを真剣に狩る話をサスペンスフルにかと思えばそうならないし、家族の話も興味がないし、どこが話の軸で引っ張ってくれるのか、ずっと同じ場所で会話してるし外も真っ白で変わり映えもないか…
>>続きを読む姿を現すことのないピューマから始まり、象徴の目白押しで疲弊……。次男ミッチャムが誰よりも父権的。それに乗っかる母親と、阻害された酔う以外に逃げ道のない父親、スピリチュアル兄貴ホッパーと独身の姉ライト…
>>続きを読むカラー映画だというのに、多くの登場人物は、黒や白の衣装を身にまとい、調度品や家屋の壁、屋根に至るまで、一貫して黒白のこの作品は、神経症的西部劇として、その独特な存在感を放っている。黒豹を一貫して画面…
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