言語における闘争がまずある。言語内部における闘争と言語同士の闘争。新大陸へのキリスト教の伝播において決定的な役割を果たしたのは聖書それ自体というよりも植民地主義の尖兵たる宣教師達の音声言語であった。…
>>続きを読む長い説教のシークェンスは、それを演じる役者の身振り、呼吸、声の肌理の生々しさがすばらしい。それを捉えるキャメラは、陰翳豊かでありつつ簡潔さが貫かれている。
こういって差し支えなければ、ある種厳かささ…
冒頭、木立を抜ける仰角の移動カメラ以外、固定カメラ。ラスト近くの180°規則無視。長回し。ビスタサイズの構図。海。オリヴェイラのマジック。照明なのか。演技なのか。カメラ目線なのか。一体なんなのか。
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目が見えなくなるシーンで霧がかかっていますよと言われるのはギャグなのか。
そもそもビエイラの魚への説教を前提としているかのような水面ショットがややギャグのように感じる。そもそもの元になっているベック…
コントラストの強い、壁画みたいな画が続く。
最後の晩餐みたいなカットもあった。
ふと気がついたが人物をナメたカットが一つもなかった。
オリヴェイラの作品には一般的な映画的なカットが少ないと思う。
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長くて途中で飽きてきた。もうすぐ死ぬ人が口述筆記で手紙を書く場面が後半で、書いてる人に読んでみてくれと言って、はじめから読み出したときにはじめからはいいよと思ったら、そこはいい。判決が出たあとからっ…
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