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ゴダールのリア王
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『ゴダールのリア王』に投稿された感想・評価

たむ
4.0
ゴダール監督がキャノンフィルムズに招聘されて初めてのアメリカ作品となった独特な『リア王』です。
チェルノブイリで映画も文化も消滅した世界で、シェクスピア5世がマフィアの世界で『リア王』を練っていくという物語です。
ある種のディストピアな思想の中で展開し、ゴダールさんもすごい格好で登場したり、今観ても実験性に溢れています。
一方で、思ったよりも難解ではなく、消滅した映画への想いをコラージュに込めたり、能動的に動く主人公で楽しめましたね。
ゴダールマラソン。
「リア王」をゴダール流に解釈した、純然たるゴダール作品。思っていたよりも「リア王」の原型をとどめており、少しだけ物語を感じられる作品だった。(そんなことないかも)
わかりやすい方のゴダール。

“映画という芸術は再構築される時にきている”という台詞の通り、ゴダールは映画を破壊して再構築する。主人公のシェイクスピア5世は、映画制作をしており、「リア王」を再構築する。カモメ、鳥の囀り、鐘、クラシック不協和音、ミキシングされる音が何重にも重なった、実験的な絵と音。特に、この頃の数作は音の工夫が際立っている。
若き日のレオス•カラックスやウディ•アレンが出演。台詞は英語が主。
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言葉よりもイメージが真実だといい絵画が流れ出す。象徴の対峙とひとつの象徴の死。リア王の再築という作業の中にて。映像に捉えることと翻訳すること。清らかな映画の絵と哲学のおかしさを鑑賞する。

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