『ある子供』
原題または英題 L'enfant
製作年 2005年。上映時間 95分。
映倫区分 PG12
製作国 ベルギー・フランス合作
ベルギーのジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が…
ダルデンヌの映画観てると、ダルデンヌの映画だけ観てたいみたいな気持ちになったりする
ダルデンヌも、昨日観たフェリーニも多分そうだけど、どんなにクズな人間であっても、どんなにカスみたいな世界だろうと…
「そして彼女たち」によく似た印象を受けた作品だった。
主人公の人物造形は非常に優れている。何度も過ちを犯し、そのたびに後悔を繰り返す根は善良な人物であり、肝心な場面では現実から逃げ出してしまう一方…
説明的ではないので、ひたすら「見守り続ける」しかない長回しの時間の映画、たっぷり間(ま)で見せる。彼と彼女は、①いたずらをし合ってじゃれる、幼い感じの二人である。が、②生まれた赤ん坊の受け止め方(大…
>>続きを読むダメでクズの青年が貧困と犯罪に落ちてゆくなかで子供をカネで売ってしまう。あまりにツライ話だけれど、つい惹きつけられて最後まで見入ってしまう。
説明を排し、ラストも絶望と希望の狭間で物語を開いたまま終…
フィルム上映にて。
冒頭の閉じられた扉、入れない部屋という描写から
「断絶」の映画であることが宣誓され、
この描写は本編中何度も登場することなる。
金による交換の儀式が悪を感染させていく様は
まさし…
これでダルデンヌ4作観たけれども、一番ピンとこなかったかな。安定のダルデンヌって感じはするけれど。
何かを奪う/売るが常態化している主人公が、自分の赤ん坊まで売ってしまうのは、ある種当然の成り行き…