ロスト★マイウェイの作品情報・感想・評価・動画配信

「ロスト★マイウェイ」に投稿された感想・評価

緊急事態宣言中は仕事はよ終わるからば散々仕事終わりに映画観に行っていたマシンボーイやが、そんな夢のような日々ももう終わるわぁ…よし!今日もなんか観に行こ!つって探したらば…
お!ちょっと前までは豪華キャストでポンコツラブコメとかポンコツホラーばかり撮っていたのに、最近はピンク映画で面白くてわけわかんネェ傑作生み出している古澤監督の初期作品をリバイバル上映しているわぁ、これしかねぇ!つって観に行ったらば……

いつかビッグになりてぇなぁ!つって田舎でポンコツバンドやってる3人組のオッサン達、ある日ギタリストの目からあらゆるものを消滅させる破壊光線が発射されるようになってしまうぞ!しかも制御が効かないからばもう大変!ギタリストが1000万円の懸賞首なってしまったんやが……って話

古澤監督がアレックス・コックスの「レポマン」にインスパイアを受けて撮ったということもあり、主人公が中古車販売店で働いていたりと共通点が多いらしいのだが、残念ながらマシンボーイはコックスの作品は「シドアンドナンシー」しか観ていないからば、その辺りはようわからん
ただし、本作を単体で観たとて、かなりイカれた、それでいてゆるゆるな、癒し系イカれポンチ映画で、上映後のトークショーでも古澤監督自ら自分のフィルモグラフィを遠回りしてきたと表現していたが、本作ってば近作の「たわわなときめき」や「キラー・テナント」に直結する作風で、否応無しに好きにならずにはいられない怪作でした!

メインキャスト4人(中年バンド3人組+仲の良い少年)の中でも主人公を演じるのはまだ今ほど売れっ子なる前の松重豊、役名はゴロウだが、残念ながらランチから平気で3人前食ったりと大食いできるほどガッツリ稼いでる営業マンではなく、うだつの上がらない寂れた中古車販売店の大男
しかし、1000万円の懸賞金のかかった友達を売ることなく匿う友情に熱い男でもあるから好感度は高い!ちなみにバンドではドラム担当だが、楽器始めたばかりのヤンキーに馬鹿にされるレベル……

他のバンドメンバーや、仲の良い少年は全く知らん役者さんやったが……
目から破壊光線が出てしまうギタリストはね、まぢ悪気もないのに見るもの全てを破壊する!まるで70年代のパンクス達の破壊衝動が元気玉の様に集まりその眼球へと乗り移ったような威力に度肝を抜かれること必至!そのパンク精神もコックス譲りか?ただね、その目の持ち主はまぢゆる〜いおっさんよ
そしてボーカルは……ゆる〜いニートの恋するクズ、その破壊光線を用いて恋のライバルを消滅させようと企んだり、まぢイカれポンチです!そのせいで象さんが…象さんが…スンスン
そして、そんなスリーピースバンドを、夢なんか追ってないで現実見なよ、って冷めた目で見ながらも一緒にいる少年の成長もこの作品の重要なピースのひとつなのであります!

さらにいうならね、端役で田中要次や、マシンボーイも大好きな若き日の川瀬陽太も!出演!やったー!(エンドロールみたらばスペシャルサンクスに瀬々監督やいまおか監督の名前もあったね!)
そう、マシンボーイってばね、なんか映画観に行きたい〜、お、古澤監督の過去作やってるからこれにしよ〜、ってテンションで観に行ったのに、上映後に古澤監督と……まさかのチョイ役川瀬陽太のトークショーが!まぢうれションちょい漏らしたかもしらん!ぺろぺろ

まぁ川瀬陽太まぢイケメン!の件については後で語るとして、もう少し内容について
うん、序盤の緩い雰囲気のオッサンの冴えない青春モノから、突如として目から破壊光線を発射するオッサンを巡るファンタジーと化し、あ…なんかまた冴えないオッサンの哀愁と可愛げの無い少年の寂しい青春ドラマに戻ったぞ…、思ったらば終盤に驚愕の展開が!そう、本作は生々しい戦場の姿を映し出す、衝撃の戦争映画へと変貌するのであります!
うひゃあ!まぢ荒廃した戦場を走る戦車の真横に映る松重豊の姿の衝撃よ!え?これ何戦争なん?アメリカ軍が参戦してるってことは時代的にイラク戦争?ゴロウさんってイラク戦争にロケ行ったん?ロケの合間に「腹がへった…」いうて食事処探してクーズィーとかモリモリ食べたんかなぁ?やばぁ……

どうよ?松重豊、目から破壊光線、生々しい戦争映画、みんなかなり本作が気になり出したと思うんやが……最後にトドメな!ほい、白柴でてきます!やったー!
そうね、ゴロウさんが中古車販売店で小汚い白柴を飼っているんよぉ、これっつって活躍するわけでもないんやが、たまにチラッと見切れる小汚い白柴の可愛らしさよ!ピンクの鼻がまぢキュート!最高!みんなも絶対にぜひ観れ!



ってことで最後にトークショーでの川瀬陽太のカッコ良さをちょい語ることにするわぁ、マシンボーイが生川瀬陽太を観るんはねあの大傑作「月夜釜合戦」のトークショーの時以来なんやけどな、あん時は4人くらいいる中のひとりで、川瀬陽太は主演として質問に答える側というか、結構クールなイメージやったんですが…
今日の川瀬陽太は古澤監督を相手に攻めのスタイルで、お!なんかイケイケなイメージ通りの川瀬陽太でめちゃカッケェ!ぺろ!なりましたよなぁ
特に最近の若手監督は賞を狙い過ぎるきらいがある、っつ〜持論を語る川瀬陽太のね、賞とか…別にどうでもよくてその場で観ているお客さんが楽しんでくれたらばそれが1番嬉しいでしょ、って…もう川瀬陽太の漢気に痺れたよね!日本映画プロフェッショナル大賞やキネマ旬報の賞を受賞してきて200本近くの出演作のある、役者の中の役者である川瀬陽太が言う言葉だからば、もうカッコ良すぎて溜息しか出んかったし、ファンで良かった〜!なったよねぇ、ぺろぺろ
あとさ、あとさ、川瀬陽太のスネのツルツルなんなん?腕もツルツルで光ってんの!やっぱラブシーンとかも多いからば脱毛してツルスベお肌心掛けてんのかな?キュン!



あ、話が内容に戻るけども、アレックス・コックスが出演もしているからばね、ファンはぜひ観れ!
素晴らしかった。最高。あと、ポジティブ・シンクタンクの曲が突然段ボールみたいで格好いい。
いましろたかしの『ハード・コア』は古澤監督に撮って欲しかった。
深緑

深緑の感想・評価

3.2
シュールとかナンセンスとかオフビートとか実験的とか色んな形容が出来る中年男のバンドムービー。

攻めてるっちゃ攻めてるし、起伏もあるにはあるけど、ずっと低温を維持。

ワケわからん一方、所々惹かれたりもするバッサリ切り捨てられない不思議映画。
シュール!の一言(笑)
途中までSF?
おっさんの青春映画?
いや、やっぱりラストシーン観るとSF?
途中ちょっとダレちゃったけど、
全編シュールで不思議な感覚の映画。
松重豊さんの、うだつのあがらない感じと、
意外と?友情に厚いキャラクターがよかった。
やっぱりお金より友情が大事ってことかな?
超B級映画。途中まで普通の人間ドラマだったのに、なんで急に目からビーム出すのか、戦地に赴くのか。意味が分からない。やっつけ感スゴい。笑える。これらは褒め言葉です。

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