クワイエット・ファミリーの作品情報・感想・評価

「クワイエット・ファミリー」に投稿された感想・評価

Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.5
1998年の韓国映画の知られざる怪作の映画と言うことでこのたび廃盤で超高額なDVDをひと様からお借りして初鑑賞したが面白い。ペンションを経営する家族に悲劇が起こると言う内容で、当時本国ではかなりヒットしたそうで日本でもリメイクされている。今回そちらのリメイク版のDVDもお借りしてそちらも鑑賞した。本作に限ってはどうだろう、少しばかり当事者(半島の民族)にウケが良い作風というかブラックコメディーな部分もあるように感じた。韓国映画界の新星キム・ジウン監督は、人里離れた山奥で殺人ドミノを描きたかったのだろうか。若き日のソン・ガンホやチェ・ミンシクが共演しているのは激アツである。
人里離れた場所に棲む家族をめぐるホラー的な設定で、ちょっと『アメリカン・ゴシック』に雰囲気は似ているが、大真面目に撮ろうという気は全くない作品。
ブラック・コメディ演出が全編を貫いているほか、ほぼワン・シチュエーションで舞台的でもある。

監督は2000年代に、韓国映画が急速に発展する中で「先兵」的な役割を担ってきたのではという印象だが、デビュー作である本作では、割と伸び伸び撮っている。

『シュリ』同様、チェ・ミンシクとソン・ガンホの共演作であり、ミンシクは減量前で、本作時点でもかなりのアジョシ。
だのに女子高生のようにモジモジするコメディ演技が、ものすごくかわゆい。
chiyo

chiyoの感想・評価

4.0
2022/2/15
山奥でペンションの家族経営を始めたものの、初めての客が部屋で自殺。この一家が善良であれば、降って湧いたような災難を哀れに思えるけれど、絶妙な後ろめたさと小賢しさがあり、転んでもただでは起きない逞しさが。そして、連鎖するように増えていく死体、こなれていく埋葬。「穴掘り上手くなった!」と笑顔で話す姿がシュールで、不謹慎だけれど何とも可笑しい。また、一家ほどではないものの、宿泊する客や村長にも癖があり、一般的な常識を持っている人が全く見当たらず。そんな人たちが命を落とすこともあって、同情の気持ちが沸くことはなく、純粋にブラックさを楽しめる。それにしても、ソン・ガンホ、チェ・ミンシクがとにかく若い。二人とも、抜け具合が良い感じ。
ボリス

ボリスの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

知ってる人がみんな若くてびっくりした
ソンガンホとかチョコプラ長田に見えるもん

死体埋めに最初は4.5時間かかってたのに今じゃ30分で長さも深さも完璧な穴が掘れるようになったことを食卓で話してるの面白すぎる その後の"生き埋めにしなきゃな!ダーハッハッ…"とか

悪魔をみた は見たことないからそのうち見たい
肉鹿

肉鹿の感想・評価

3.7
一念発起してペンション経営に乗り出した家族。バラ色の未来を夢見るが、やっと来た客はいきなり不審死。この時の間違った行動でなす術なく『殺人鬼ファミリー』になっていくのだ———「悪魔を見た」のキムジウン監督作品。

展開は簡単に予想できちゃうしあくまでコメディなんだけど、不穏な緊張感があるから飽きずにずっと見れちゃう。
それに家族をただ運が悪かった可哀想な善人家族にしてないのもよくて、絶妙にどれもこれも有罪になってしまうような罪深い小悪人なのが楽しい!ちっとも同情できないからほんと自業自得😂

特に若いからまだ骨張ってて全体的にカクカクしてるソンガンホは素敵な小悪人🤤
チェミンシクとふたりで尖った物を手に追いかけてくるシーンは誰もが逃げたくなるサイコパス感あるので、人によってはコメディを忘れた恐怖を感じれるかもw

カメラワークが悪くて微妙に笑えないとこも多いけど、センスのよさは抜群!
人を埋める速さに成長と達成感を感じてる会話なんてセンスの塊😂
それにサラッと北朝鮮にも触れつつ、嫌味なく物語と絡めて攻撃してるとこもセンスしかなかったです。
とにかく泥沼
何をやっても何かが起きる。
めちゃくちゃ過ぎて面白いのですが何も残らない。
まさに焼け野原。
連鎖具合が絶妙でした。えっまたなの?と。
カオスでそれでもあっけらかんとしている一家が凄いです。

何を書いてネタバレになるになる気がします。
ネタバレしても実害ない気もしますが…

ブラック・コメディですねー。
面白かったです、不謹慎と思いながら笑ってしまう。そんな作品でした。

ところでみんな若いですが、凄い(これから凄くなる?)キャスティングですよね。観たことある人の若い頃が堪能できます。
Megumi

Megumiの感想・評価

4.2
何も残らないのだけど、めちゃめちゃ面白かった。酷い話です笑。
Maririri

Mariririの感想・評価

3.9
家族編成が豪華。

両親が『ナビレラ』のハラボジハルモニまんまで、先にあっち観たからよかったけど、こっちから観たら「私ハラボジのバレエ教室初登場シーンだけで引くほど大泣きしたけど同じ人?」ってくらい、まあぶっ飛んでる。長男はソン・ガンホで『パラサイト』だし、叔父はチェ・ミンシクで『オールド・ボーイ』って、どんだけ揃えたの。

ほんとに粗くて、くだらなくて何も訴えかけてきやしないストーリーなんだけど、それぞれキャラ立ちして上手いから、結果半笑い呆れながらも最高評価差し上げちゃう不思議な作品でした。(何回もミアネだがほんとくだらない、多分だけど本気でみなさんふざけてる)

色といい、目の死んだ感じといい、フォントといい、観たまま表してて唸るしかないくらい海外用のポスターが最高なので、ぜひGoogle先生に聞いてみてください。
sasha2022

sasha2022の感想・評価

3.9
雰囲気がエスター!おもしろかった!!田舎のロッジが舞台のブラックコメディ。キムチ汁のおばあさんがめっちゃ怖い。埋めた死体が2階に上がる、、けっこう昔の作品だけどこの頃から韓国映画ってすごってなりました。災難が続いて雪だるま式に犯罪に手を染める家族。猟奇的な5人家族が田舎で宿を開いたらそこで怪奇的な自殺?殺人?事件が起き、それがきっかけでどんどん不運に見舞われ、家族の病的な隠蔽工作がエスカレートしてカオスになる話。キムジウンがめっちゃ若い。
ヒロ

ヒロの感想・評価

4.2
呆気なくというか不本意に倫理観のボーダーを跨いでしまった凸凹ファミリーが人の死と積み重ねた罪をクワイエットするお話。サムライミ in Korea.

今思い返してみるとオープニングの1カット長回しに見える意図の密度と、クレジットの不規則な動かし方から匂う絶妙なコミカルさがこの映画を端的に表現してて、何回も思ってるけどそのセンスどこに置いてきてんキムジウン。「休憩しよっていうのは休むって意味じゃないの、これから激しいことすんの」って小木が競馬番組でまいやんにセクハラしてたの思い出した。怪作。

2022-1
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