ヤコペッティの大残酷の作品情報・感想・評価

「ヤコペッティの大残酷」に投稿された感想・評価

murade

muradeの感想・評価

2.7
モンド映画。前半はハイテンションな下品とインモラルに完全に振り落とされるが、後半は前半とは打って変わって哲学的な内容へ変わっていく。
好みでは無かった。
NORIDAR

NORIDARの感想・評価

4.0
無限に繰り返されるセックスとバイオレンス。

性を覚え、大人の世界へ足を踏み入れた瞬間に外の世界という現実に直面させられるカンディド。
過去の自分に向かってこちらの世界に来てはダメと訴えるも無残に繰り返してしまう所に、現実から逃れられないテーマ性を感じる。

主人公と共にヤコペッティの世界に迷い込んでしまう、そんな映画。

圧倒的映像センスはとにかく素晴らしいの一言。
グロくて下品やけど、なかなか風刺に満ちてて面白かった。
尻毛を三つ編みにしてる奴は笑った。
nG0

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3.6
哲学宗教社会風刺おっぱい映画

中世から始まり、世の中の最善とその原因を説きながら色々な時代を駆け回るカオス映画。
甲冑エレキsex、卑猥算数、世紀末説教などなど、数えきれないほどの面白要素てんこ盛り。
ただのギャグかと思えば痛烈な社会風刺だったり。

何かとほぼ全カットおっぱいが映るので最高。
グロみは低め。


平和主義の頭お花畑の主人公が生きる意味を争いの絶えない絶望感を背負い彷徨う。

1700年代の精神論小説を題材にした映画。
変態ヤコペッティの真骨頂を刮目すべし。
Hudson

Hudsonの感想・評価

3.9
ただのB級だと思ってたけど、世の中の善悪を風刺してた作品だった。
グロやエロでも惹きつけるものがあり楽しめた。
クネゴンダァァ〜
イワシ

イワシの感想・評価

3.7
下品で野蛮で下劣な人間たちにカメラを向けても、映画は下品で下劣にはならない。野蛮かもしれないが美しい。
どんな悲劇が起きてもそれは最善であるということを言い続け、結果めちゃくちゃになっちゃう映画
ふとこの映画のシーンをいくつか思い出しても、本当に同じ映画か?ってなるぐらいめちゃくちゃ

世界の残酷ドキュメンタリーを撮り続けた監督が劇映画を撮るとこうなるってのがおもしろい

なによりギャグのスケールがすごい
だーま

だーまの感想・評価

4.7

最近、絵的にぬるい映画を
観る機会が多かったので
たまには刺激的なものを観ようと
ヤコペッテイを選びました。

裸とかグロが多いです。
でも、あくまでそれらは惹きつける為のものです。
かと言って自分も、正しい解釈が
できてるか分からないです。

この世は善か悪か?
と問うと、お前だって頭が痒いと
シラミを殺すだろ?
と主人公は言いくるめられます。

このセリフが結構心にきます。
要は主観的な考えでしかないのです。
シラミからしたら人間が残酷だし。
それぞれの立場で色々な善悪あるし。
だから、完璧な善や完璧な悪ってのもない。
「個人の考えで決めつけるな」
って言いたいのかな?

ヤコペッテイの映画は意外にも
こんな作風なのかと驚いた一作でした。
初めてみたヤコペッティの作品

終始カオスすぎてわけわからん
でも笑えるシーンが多いから楽しめた

めっちゃケツ毛生えてて三つ編みにしてるやつが強烈だった

残酷大陸の復刻DVDだしてほしいなぁ

くねごぁんだぁ
男爵の美しい娘と恋仲になったことが原因で、領地を追放された純朴な青年が、時空を超えながら娘の捜索を続けていく。ヴォルテール原作「キャンディード」をヤコペッティが自己流で脚色した作品。完全に劇映画のスタイル。

頭の中がお花畑になっている青年が、世に蔓延る「善きこと・悪いこと」を自分の心眼だけで見定めながら、人生の意味を説いていくという内容。演出はエログロとシュールレアリズムに寄せており、サイケなアートワークに目を奪われる。

物語の時代背景は、中世と現代がグチャグチャに入り乱れた、パラレルワールドの様式。純粋無垢な主人公が終始ミュージカル調に飛び跳ねるのと、甲冑にエレキギターという出で立ちで登場するロックスターに大笑いさせられる。だが、姫がセックスしまくりの割に乳房を見せてくれないのが心残りではある。

台詞芝居による禅問答が多いので、辟易させられるきらいがあるけれど、映像のパワーに圧倒されるため結果オーライ。「如何にして甲斐のある人生を送ることができるのか」というテーマが汲み取れるものの、そこを考え出すと無味乾燥な半生を送ってきた自分自身に虚しくなるというカウンターパンチが飛んでくるので要注意。
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