ヤコペッティの大残酷の作品情報・感想・評価

『ヤコペッティの大残酷』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

原作の内容はモチーフ程度で根幹に敷かれているのは文明や人類への絶望。ゲリラと花畑で殺し合う女性兵士みたいな印象的な絵面もあるが、監督得意の見世物キワモノ趣味は劇映画ということもあって戯画化されていて…

>>続きを読む
喪中

喪中の感想・評価

3.9
地味にストーリー性があって良かった!花畑の女性兵士のシーンは美しいとまで思った。

愛するクネゴンダ姫を追って
時空を旅する若者カンディードが
見た、この世の大残酷物語★
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄…

>>続きを読む

ツッコミ不在のメルヘンギャグ漫画みたいな絵面から戦争や廃墟とか意味の無い場所まで巡る奇妙な冒険。
ロケーションが良いので画面に妙な説得力があるし、ラストも妙にエモーショナル。
複数事後報告プレイで「…

>>続きを読む

このレビューはネタバレを含みます

 バカみてぇな映画だ。でもそのバカの一皮を剥けばある種の厳粛さ、真理なんかが仄見える。[※なんか勘違いしているレビューが散見されるから一応言っておくと、原作を含め、この作品は決して「最善説」が完全に…

>>続きを読む
ペイン

ペインの感想・評価

4.5

アレハンドロ・ホドロフスキーの『ホーリー・マウンテン』や、フェデリコ・フェリーニ『サテリコン』を、更にファンタジックにデタラメに飛躍させたような奇っ怪極まりない1作。

ヴォルテールの小説『カンディ…

>>続きを読む

キッチュな残酷ドキュメンタリーの印象が強いヤコペッティ、最後の劇映画である本作は確かにエログロでもあるけれど、それ以上に不条理ファンタジーとしての趣がありなかなかの掘り出しもの。

どこかブニュエル…

>>続きを読む
猫脳髄

猫脳髄の感想・評価

3.7

「世界残酷物語」(1962)以来のヤコペッティ&プロスぺロ最後の共同作品かつ、ヤコペッティ最後の監督作品である。完全フィクションに転回した前作「残酷大陸」(1971)からさらに推し進め、18世紀の啓…

>>続きを読む
ク〜ネゴンダ〜、カ〜ンディド〜

意外にも皮肉、風刺、哲学の映画だった
映像は常にシュール
展開もシュール

大残酷ってほど大残酷(ゴア)では無かった
が、社会的大残酷がたくさんありました
LeMasT

LeMasTの感想・評価

3.0

初めてヤコペッティ監督の作品を観ましたが、、、ものすごいユニークな作品だったと思います。グロテスクな映画ではないです。

主人公カンディードが、愛するクネゴンダを求めて世界を旅する物語。

前半に関…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事