二階から汽車が見える。
心と身体を休めるヒロインは澤村契恵子。唇をかみしめた表情など、なるほど紀伊國屋である。
彼女の気持ちがほぐれるまでいささか時間がかかるのだが、小淵沢周辺の風景や地域の人々の言…
所々観てるだけで空気が澄むような、美しい八ヶ岳周辺の自然や田舎のロケーションのショットの数々。素朴な味のある田舎町や村。山、木々、水辺などの登場人物の配置。その中に含むのは交流と叙情。まるで母親のよ…
>>続きを読むテンポ良くて面白かった
富士山の水を飲んで「幸福!」
今はうれしみ!名詞で感情を表す廻り巡るブーム
(それをいうならうれしさね)
日本のねちっこくて厚かましい人情ー
安心する
職場から徒歩圏内…
全体的に地味なのだけれど、見れば見るほどその人間の優しさを奥深く描いた滋味の深いフレーバーがスルメのように染み渡り唸らされる名品。
訳ありの女中川崎弘子と旅行中急病のため旅館に泊まることになった女…
☑️『わかれ雲』及び『女と味噌汁』▶️▶️
永き?に渡った五所月間も最終盤。最著名作は時間合わず外したが、本数的には2/3位は観たか。もう卒業世界と思ってたが、またしっかりハマった。我ながら成…
都会の娘が田舎の人々と交流して心を入れ替えるっていう話はわりとベタだけど大仰すぎず控えめすぎない語り口のトーンが良い。物珍しいものについついカメラを向けちゃう大学生、今も昔も同じじゃんと思うけど無音…
>>続きを読むおさすりおばあさんを写真に撮るところとかすっごい失礼なんだけど爽快。前半のまさこさんと長岡部落へ行ってからのまさこさんが別人のようでギャップに惹かれる。逆さまで入れ違いに寝る南先生と、そのことを楽し…
>>続きを読むいけ好かない都会人が田舎を馬鹿にする構図というより、ブルジョワとプロレタリアの対立関係で五所は映画を撮っている。五所の映画でよく見る「不在の(失った)子供」、今回は女中の過去で語られている。世間知ら…
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