砂に埋れての作品情報・感想・評価

砂に埋れて1918年製作の映画)

Hell Bent

製作国:

上映時間:53分

3.8

『砂に埋れて』に投稿された感想・評価

cil

cilの感想・評価

4.0
これもいい。あらゆるベクトルへの運動をそれとなく見せてしまうフォード。
シネマQ

シネマQの感想・評価

5.0

絵の中に入っていく導入、フォードもこういう事やるんだ!って嬉しくなる。
バーの中に入ってく馬の豪快さ、寝床を奪い取り奪い取られる天丼ギャグ。歌を歌って仲良しに。楽しい〜。
崖から落ちる荷車の迫力。そ…

>>続きを読む

構図がずっと流麗。絵画が動き出すオープニングはグリフィスの系譜だろうが、馬と同化したようなハリー・ケリーが酒場に突撃し唄で友を得る磊落性にフォードからしか得られない栄養を享受する。
クライマックスの…

>>続きを読む
nofm

nofmの感想・評価

3.2
馬を使ったアクションの凄さはあるのだけれどシンプル過ぎて個人的にはもうひとつ。
lorca

lorcaの感想・評価

3.5
楚々とした愛と友情、馬と子犬の愛嬌にしみじみ浸る。

サイレントで聴こえるはずのない劇中の歌いっぷりに鼓膜が泣いた。

ギャングたちが全然悪っぽくないのがいい。
『誉の名手』より凝ってる語り。やっぱり疾走する活劇は傾斜角で迫力が出ますよね。
前回爆睡してしまったので再見。改めてみるとほかのサイレントより少し面白くないと思う。『フェイブルマンズ』観たあとだと水平線が気になってしまう。
ところどころ謎の下半分の半円で切られた画面があった。

ジョン・フォードがインディアンを差別していると思っている人間はこれを見るべき。コーヒーをこぼすハリー・ケリーの美しさ。ジョンフォードはモニュメントバレーの印象が強いが水の作家である。砂漠と文明の接点…

>>続きを読む
サイレントだが劇伴が素晴らしく、調べてみるとZachary Marshという人の手によるものらしい(Spotifyで聞ける)。
馬車が谷底に落っこちていくところを俯瞰で捉えたショットに迫力がある。
絵画の中へ入り込んでゆく導入。崖を馬たちが駆ける。ハリー・ケリーは『誉の名手』同様、立ち去るのではなく、留まる人として現れている。砂嵐に埋もれる。
>|

あなたにおすすめの記事